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GCで発売されたゼルダをHD化。
HD化と言っても、劇的に綺麗になっている訳ではないです。
まあ、元々トゥーンレンダリングで色鮮やかですけどね。
所々、面倒だった所が簡略化されている様ですが、ゲームの中身はすっかり忘れていたので、比較はできません。
今回のゼルダは戦闘と探索の要素が強いですね。
盾や鎧でガードする強敵や、敵がわらわらと湧いたり、謎解きよりも戦闘で打開する場面が印象に残っています。
トゥーンで描かれて、リンクも敵もキビキビと動いて見栄えがしますし、敵をじっくり見る必要があって、戦闘は面白いですね。
また、マップを埋めていったり、各地にあるミニダンジョンや砦などを攻略するなど、探索要素は豊富で、シリーズ屈指だと思います。
ただ、今作は広い海にポツポツと小島があるだけなので、あまり探索する気になりませんが…。
移動が単調という印象の方がずっと強いですね。
このマップデザインはどうにかならなかったのかな、と当時も今もそう思いますね。
あとはダンジョンが少ないですね。
「神珠集めなんて、まだまだ序の口だよね。」と思っていたら、全体の半分が終わっていて、ちょっと…と言うか、かなり拍子抜けしました。
ダンジョンが少ないので、おなじみの装備アイテムをミニダンジョンで入手することもあるのですが、物足りないですね。
それと、ミニダンジョンだと探索要素扱いなので、どこで何が手に入るかヒントが少なくて、自力で進めるのは結構しんどいですね。
しかも、今作は殆どが海なので、マップを覚えづらいですし。
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気になる点を続けると、アイテム装備やマップの操作性がイマイチですね。(ゲームパッドならましですが。)
それと、『スカイウォードソード』同様、ハートのかけらのありかはマップに表示して欲しかったですね。
ミーバース連動でフィギュア集めがやり易くなりましたが、どうせなら時限制を撤廃して欲しかった所です。
面倒な部分もあって、手放しでオススメできるタイトルではないですが、アクションゲームとしての質は今でも色褪せない楽しさがあり、探索や収集も文句を言いつつも遊んでしまいます。
ちなみに、『時のオカリナ』と明確なつながりがあって、ここまでハッキリと明示するのは意外な感じがしました。
【ゲームクリアー】
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