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タイトル画面(クリックで画像拡大します) |
3DSで発売されたサバイバルホラーをPS3などに移植。
このシリーズは『1』と『2』しか遊んでいませんが、話は何となく理解出来ました。
ゾンビと言うより、クリーチャーがいて当たり前の世界観なんですね。
このゲームで一番の特徴は、細かく章立てされ、区切られているいることです。
従来は洋館や警察署を捜索して少しずつ行動範囲を広げていく形でしたが、ここでアレを入手したらあそこに行って…と案外ややこしくて、一気に遊ばないと忘れてしまう事もありました。
それが章立てになる事で、目的がハッキリして遊びやすくなりました。
操作キャラが頻繁に入れ替わり、ステージも多彩で、各章でクライマックス感もあって、とても楽しめました。
章が分かれている事で、一息つけやすいのも大きいです。
キャラやステージが変われば、フレッシュな気分でプレイできるので、結果的には長時間遊べちゃうんですよね。
サバイバルホラーとしては、そんなに怖い感じはしないですね。銃弾にも割りと余裕がありますし。
序盤の暗い船を探索する時は怖かったですが、どんな敵か分かると慣れもあるので。
それと、今回はあまり怖がらせるような敵の配置ではなかったですね。
あとはパートナーの存在が大きいですね。
NPCが同行して色々と話しかけてくれるのは、やっぱり安心感がありますね。
一人で行く場面になると、途端に心細くなります(苦笑)。
ジル、顔が四角い…(クリックで画像拡大します) |
ゲームとしては、探索や謎解きの要素が薄まり、サードパーソンシューティングの色合いが強いですね。
銃弾に余裕はありますが、敵の耐久力はそれなりにあって、ボスはなかなか難しかったです。
ただ、『手の届きそうな強さ』なので、頑張る気になるし、実際に倒した時の達成感はなかなかのもので、上手いバランスになっていると思います。
なお、ストーリーとは別に、敵を倒して目的地に到達する『レイドモード』も搭載されています。
が、こちらはおまけって感じがしました。
バイオのもっさりした動きは、敵を倒すのに特化し、繰り返す遊びには向いていないと思いますので。
ストーリーモードはかなり面白いんですが、唯一の欠点は章ごとにリトライ出来ない点ですね。
クリア後には出来るようになると思ってたんですが…。
セーブデータを残しておけば出来ますけど、これくらい出来るようにして欲しかったなぁ。
トータルでは、メリハリがついて遊びやすく、楽しく遊ぶことが出来ました。
バイオを知らない人でも、ジルとクリスが主役格って事を抑えておけば問題なく楽しめると思います。
【ゲームクリアー:難易度ノーマル】
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