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【biohazard】ゲームキューブ アクション
biohazardは進化します。(ぼそ
何度もリメイクされてきたワケですが、今作はよりリアルになっています。
何がリアル?
今作、ゾンビが倒れても数時間しますと再び襲ってきます。(--*)
しかも…走りmあつ(謎)
洋館内も一部改装されており、bioファンには新鮮であります。(嬉)
おまけも色々増えておりますです。
敵が透明でみえないとか、アイテムBOXの中身が固定されていたりと難易度は難し。
進化したbiohazardに挑戦してみませう。
プレイ画面とイベント画面。(クリックで画像拡大します) |
PSで大ヒットしたサバイバルホラーをGCでリメイク。
PS版は、犬が窓を突き破ってくる場面でメチャメチャビビってしまい、それ以来ストップしてました。
あれから何年経っただろうか…。
ホラー映画を平気で見られるようになったし、リベンジに挑みました。
それにしても、あのシーンはゲーム史に残る名シーンですよね。
経験者に「犬が窓を突き破ってくる場面」と言えば、100%分かりますからね。
それだけインパクトがあるってことなので、トラウマになるほどビビるのは決して不思議じゃない!!
…さて、脱線しましたが、このGC版の話に戻ります。
まず、グラフィックの美しさは特筆モノですね。
オープニングムービーが終わって、そのままのクオリティのキャラを操作できるのは感動を覚えます。
それと、イベントシーンでキャラの表情や仕草が実に自然です。
特に、大岩を避けるシーンでの、ジルの息遣い(吹き替え)と画面がバッチリシンクロしていて感激しました。
ウェスカーが「この出来損ないめ!」と言いながら銃を撃つ仕草もカッコイイし、こういう細かいシーンの積み重ねが、ゲームへの没入度を高めてくれるんですよね。
この様に見せ方は申し分無いのですが、ゲーム自体も面白いです。
何と言っても、怖いです!!
独特のラジコン操作のお陰で、ついつい焦ってしまいます。
落ち着いて画面を見ると、ゾンビの動きはかなりゆっくりなんですが、それでも怖いんですよね。
と言うか、一番怖いのがこのゾンビで、素早い敵はあんまり怖くないのが不思議です。
素早い奴は、怖さよりも「敵!」「避けなきゃ!」と回避反応が優先的に働くんでしょうかね?
私の場合、ラジコン操作をアナログスティックでやると、自然とカーブしてしまいます。
それだけ、余計な力が入っているってことでしょうね。
十字キーだとほぼ正確に操作できますが、どうしてもカクついた動きになります。
アナログスティックだとなめらかな動きになるので、初心者と上級者の両方に対応して、自然と上手く操作できるようになりたいと思わせる作りになっているのも良いですね。
ゾンビは怖いので倒して(掃除して)いきたいのですが、銃弾を撃ち込むだけでは駄目で、頭部を破壊するか焼却しないと強くなって復活してしまいます。
頭部破壊にはテクニックや運が必要で、焼却に必要な道具は数に限りがあり、どうしてもやり過ごす必要があります。
銃弾はソコソコ入手出来るだけに、倒したいのに倒せないジレンマ、どこのゾンビを倒して、どこをやり過ごすかの選択と、実に憎たらしいシステムですよね(笑)。
まあ、全てのゾンビを倒して進めてしまうと、それは「バイオ」じゃないのかもしれません。
アイテム消費によるセーブといい、こうして細かくチクチクとプレイヤーをイビるのもバイオらしさなのかも。
ゲームの流れとしては、洋館の謎を解き、新たに行ける場所を更に探索していく形なのですが、仕掛けがあまりにも多くて、どこで何をすべきかこんがらがります。
ただでさえ、ゾンビが徘徊していて動きまわりたくないのに…。
自力でクリアできる人は尊敬しちゃいます。
この「怖さ」は他のゲームではなかなか味わえません。
単にゲームオーバーが嫌とか、そういう問題じゃないですからね。
いやはや、怖くて面白くて、ゲームならではの体験ができる、素晴らしい作品ですね。
【ジル、クリス編クリアー:難易度イージー】
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