バイオハザード2　PS

タイトル画面。（クリックで画像拡大します）

大人気サバイバルホラーの第2弾。
舞台や登場人物は一新してますが、ストーリーは前作と繋がっています。

前作同様、主人公が2人いて2通りのシナリオを楽しめます。
さらに今作では、クリア後のデータでもう一人を始めると「裏シナリオ」が始まり、クリア時の行動によって、もう一人の状況が変化するなど凝った作りになっています。
他にも、パートナーと同行、交代する場面があるなど、飽きさせない工夫もなされてますし、彼らが絡むことでストーリー性も増しています。
謎解きもそんなに複雑じゃないのが良いですね。

それにしても、不自由なラジコン操作と敵の挙動のバランスが、ピッタリとマッチしていますね。
基本的にゾンビは動きが遅いし、素早くても音に反応して目が見えない敵はじっとしていればやり過ごせたり、犬なんかもこちらを視認するのがちょっと遅かったりして、ラジコン操作の理不尽さを感じさせないように上手く出来ています。
癖のある操作でこのチューニングは大したものだと思います。

アクションアドベンチャーとしてかなりの出来栄えですが、ホラーゲームとしては前作ほどのインパクトがなかったですね。
前作はゾンビが歩いてるだけで怖かったんですが、流石に慣れますし。
まあ、これはシリーズ物の宿命で仕方ない部分も多分にあるんですけどね。
とは言っても、追跡者の登場シーンは怖かったし、鏡から飛び出してくる場面は表と裏でタイミングが違って、プレイヤーの心理を上手く突いてましたね。

ちなみに、私は難易度ノーマルで遊びましたが、イージーモードもあるし、アクションが苦手な方でも何とかなるレベルだと思います。
本編クリア後には隠しシナリオがあったり、『デュアルショックバージョン』では、アイテムや敵の配置がランダムになって4つのウイルスを探すモードが追加されるなど、かなり遊び込める作りになっています。
こっちは難しいですけどね。

最後まで息が抜けなくて、ハラハラ・ドキドキ。満足感は高いです。

【ゲームクリアー：難易度ノーマル、レオン表、クレア裏】