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タイトル(クリックで画像拡大します) |
主人公の生い立ちは「4」、サブストーリーは「7」を思い出します。
そして、ゲームシステムは「10」
今までのドラクエの集大成。
これぞ、まさにドラクエ。
子供の頃遊んでいたドラクエが、表現力が上がるとこうなるのか…。感無量。
戦闘開始(クリックで画像拡大します) |
さて、まずは、声がなくてビックリしました。
最初は違和感がありましたが、慣れると問題ないですね。
今までのドラクエにも声がなかった訳だし、ポポポ音を上手く使い分けてますので。
で、ドラクエ10をオフラインにした感じですね。
広大な町やフィールド、NPCの吹き出しにジャンプなど、ドラクエ10のプレイ感覚に近いです。
ただ、街の密度が段違いですね。
家の中のタンスを開けたり、壺を割ったり、町の人と話したり、「ああ、ドラクエだなぁ」としみじみ感じます。
ちなみに、NPCのそばで壺を割ると、反応があったりするのも嬉しいです。
フィールドは広くて美しいですが、鳥山明のデザインを活かしていて、リアルになりすぎない良い塩梅です。
あちこちに素材や宝箱が落ちていますが、敵があまり追いかけてこないので、自分のペースで探索出来るのもグッドです。
水に入れないなど、オープンワールドっぽさは無いですが、モンスターの乗り物に乗ってフィールドを進むのは楽しいですね。
これを使った仕掛けもあって、更にあちこちに行きたくなります。
イベント(クリックで画像拡大します) |
今作では、仲間キャラがとても魅力的です。
ゲームが進行するに連れ、どんどん魅力的になってきて、彼らとの冒険を終わりにしたくない、クリアしたくないと心から思いました。
演出が強化され、ドラクエにしては珍しくストーリー主導の作りになっていますが、想像力を掻き立てる部分も多いですね。
また、先述の通り、サブストーリーが幾つもあるのですが、「7」と違って、その後をフォローしているのがとても良いですね。(整合性が取れていないのもあるけど)
あふぅ(クリックで画像拡大します) |
その他、感想を箇条書きで…。
フィールド(クリックで画像拡大します) |
さて、ここらで気になった点を挙げてみます。
まず、マップを開いた時に、採取できるアイテムをデフォルトで表示させて欲しかったですね。
それと、クエストや討伐モンスターリストは、もっと簡単に確認出来るようにして欲しかったです。
いずれも頻繁に確認するので、ショートカットキーなどで対応して欲しかったです。
これくらいですね。
正直、遊ぶ前はそんなに期待していなかったんですよね。
でも、気がついたら、このロトゼタシアの世界にすっかり引き込まれていました。
ストーリーや演出面はもちろんですが、仲間の踊っているときのモーションや、敵が倒された時、麻痺でしびれている時の動きだったり、同じキャラでも呪文の詠唱パターンが何種類もあったり、本当に細かい部分も妥協なく作られていて、遊んでいて心地良いんですよね。
これだけの規模のゲームになると、どこかで「力尽きた感」が見えたりするのですが、この作品は最後まで同じクオリティで作られていて、スタッフには感謝しかありません。
最後にスタッフロールを見ていて、込み上げるものがありました。
ドラクエは過去の遺産で食いつないで、なんとなく、徐々に下降線で続いていくものだと思っていました。
ごめんなさい!
そして、ありがとう。
これからもよろしくね(笑)
【ゲームクリアー:トロフィーコンプリート】
錬金あります(クリックで画像拡大します) |