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ファミコンの大ヒットRPGリメイクで、PS版の移植。
移民システムが若干簡略化された以外、中身はほぼPS版と同じです。
あとは、袋が1章から使えるようになったのは便利ですが、ユーザーインターフェイスはPS版の方が良かったですね。
PS版はベスト化されていますので、テレビでやりたい方はPS版、携帯機でやりたい方はDS版を選択すればよろしいかと思います。
個人的に、ドラクエ4は大好きなので、楽しく遊ぶことが出来ました。
FC版は初めて行列に並んで、そして、抱き合わせで買ったソフトでしたね…。
さて、PS版の時はあまり感じなかったのですが、複数回遊んだ事により、今回は気になったので、以下は追加要素について少し述べたいと思います。
が、ネタバレになりますのでご容赦を。
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ピサロと勇者たち、最後に両者が対決することは、お互いが歩んできた全てをぶつける形になり、まさに最終決戦にふさわしい物です。
そしてエンディングになるのですが、PS版以降は、追加要素としてピサロが仲間に加わります。
ですが、彼が仲間になるのは、展開上どうなのかな、と。
決して相容れない道を歩んで来た者同士が仲間になる。
これをしてしまうと、ここまでの物語、その全てを否定する事にもなってしまうのではないでしょうか?
10年以上前のゲームですし、「遊べる追加要素」としては文句ないところです。
が、ドラクエ4自体が1本筋が通った物だけに、これはどうなのかな、とも感じてしまいます。
もちろん異論はあるでしょう。
ともあれ、これを読んでドラクエ4に興味を持っていただいた方は、是非とも手に取って頂きたいと思います。
【第6章クリアー】