討鬼伝　PSVita

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和風の狩りゲー。

ガッツリ和風って程じゃありませんが、程よく和風で、他の狩りゲーとは雰囲気的に差別化出来ていると思います。

武器にミタマと呼ばれる、歴史上の人物の魂を宿す事で、必殺技を使えるようになるのが特徴的です。

ミタマは100種類以上（もっとありそう）あって、「攻撃」「回復」「間接」など、使える必殺技が8パターンに分かれています。
同じパターンのミタマでも、攻撃力アップ、回復の回数プラスなど、覚えるスキルが変わってくるので、どのミタマ使うか、組み合わせを考えるのが面白いです。
また、一つのミタマで10個のスキルを覚えるのですが、発動できるのは3つまでなので、どれを選ぶかも悩ましいですね。
ちなみに、回復アイテムなどはありません。

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狩りゲーは『ゴッドイーター2』しかやったことないですが、それと比べると、動きはもっさりしている感じです。
ただ、慣れてくると、重みがあって、これはこれで良いと思います。

巨大な敵は部位破壊しないと本体にダメージを与えられないのですが、破壊していって、ジワジワと追い詰めていくのが楽しいですね。
部位破壊したときのエフェクトがカッコよくて、かなり気持ちいいです。
鬼千切を発動した時は快感です！

部位の耐久を確認できます（クリックで画像拡大します）

1ステージで15分〜20分程度かかるのですが、これ以上かかってしまうとダレてしまうギリギリのラインで、ちょうど必殺技が底をつくかどうかのタイミングでの討伐がほとんどです。
この辺のバランス調整はかなり良く出来ていると思います。

あとは、意識しなくても自然と素材が集まって、装備品の強化が出来るのも助かりました。
1ステージが長めなので、素材の為に何度もやるとしんどかったと思います。

戦闘（クリックで画像拡大します）

また、ベタながら熱いストーリーが展開され、仲間キャラが魅力的なのも良いですね。
2Dイラストも好みです。戦闘でも大いに役立ってくれますし、それぞれ戦闘スタイルが全く異なるので、より個性を感じられます。

イベントシーン。（クリックで画像拡大します）

ストーリー性が強いためか、マルチプレイでストーリーを進行できなかったのは残念でした。
『ゴッドイーター2』では、ホスト、ゲストともにストーリーを進められただけに、物足りなく感じます。
逆に言うと、マルチ前提の作りにはなっていないので、一人でも全く問題ないバランスですね。
難易度もそんなに難しくない方だと思います。クリア後は分かりませんけど。

ジャンル的にどうしても同じことの繰り返しになるので、クリアで満足しちゃいましたが、かなり良く出来ていると思います。
狩りゲーが好きな方にはオススメ。

グラフィックも綺麗です。

【ゲームクリアー】

モデリングはかなり良く出来てますね。（クリックで画像拡大します）