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新・光神話 パルテナの鏡 3DS


画面02
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3DSの特色をフル活用して作られたアクションシューティング。

ステージクリア型のゲームで、各ステージの前半は空中戦、後半は地上戦となっています。

このゲームは操作が独特で、スライドパッドでキャラの移動、タッチスクリーンで標準を合わせて、Lボタンで攻撃します。
正直言ってかなりクセがある操作です。
左手で敵の攻撃を避けながら、右手で標準を合わせるのは難しかったです。

また、ボタンとタッチペンを駆使するので、両手で持ってのプレイはほぼ無理です。
カートリッジ版に同梱されているスタンドなどで本体を固定する必要があり、この点は携帯機としてマイナスです。

ですが、ゲーム自体はかなりリッチな作りで、ちょっと触っただけでも力が入っている事が分かります。
グラフィックはかなりのもので、3DSではトップクラスの出来栄えです。
3D表示との相性もよく、3Dをオンにしないと見た目の良さは半減すると言って良い程、このゲームとマッチしています。

ステージ中に乗り物や仕掛けが多数あり、飽きさせないように工夫されたステージ構成です。
それと、キャラ同士の下らない掛け合いが終始展開され、とても賑やかですね。

装備品の種類も多数あり、装備によってかなりプレイ感が変わります。
装備はすれちがい通信で配信出来るので、相手の装備を買ったり、合成出来たりします。

装備を買うにはハートというゲーム内通貨が必要です。
難易度を上げるとハートや強い装備が得られるので、合成して強い装備を作る事がモチベーションになっています。

このゲームはキャラは成長しないので、武器強化とプレイヤーの腕、難易度調整でやり繰りしていくのですが、キャラの体力アップくらいはあっても良かったと思います。

他にもゲームプレイやゲームコイン、AR撮影で取得出来るフィギュアや実績でオープンされるパネルなど、スマブラの桜井さんらしく、色々とてんこ盛りに詰まっています。

画面00
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この様に妥協無く作られているのですが、私には合いませんでした。

左手でキャラを動かして、右手で標準を合わせるというのがどうにも難しくて。
それと、地上戦でスライドパッドの反応が良すぎるので、細かい操作が出来ないんですよね。
それなのに、狭い通路や突風などの細かい操作を要求されてストレスが貯まります。
敵の数や強さは難易度で調整できますが、落とし穴はどうにもならんので。

敵を倒すだけじゃなく、こういった要素を入れるのは当然なんですが、その割には調整が甘いような。
『スマブラX』の亜空の使者でもキャラの動きに違和感を感じたので、私は桜井さんのゲームとは合わないのかも。

かなり力が入ったゲームである事には間違いないので、合う人はかなり楽しめるんじゃないかと思います。

【19章で挫折】

画面01
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