新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女　3DS

ニンテンドーDSで発売された3DダンジョンRPGを3DSでリメイク。

リメイクに際してストーリーを追加しており、パーティが固定され、声やムービーが入った物語が展開されます。
また、従来通りに自分好みのパーティを組むクラシックモードも用意されています。

ちなみに、私はこのシリーズは前作の『世界樹の迷宮4』しかプレイしておりませんので、比較はすべて前作との比較です。

まず、前作から更に遊びやすくなっています。
オートマッピングで壁を書いてくれるのが凄く嬉しい！
壁がなくても何とかなるので自分では書かなかったんですが、あった方が絶対に見やすいですからね。
それと、移動速度を調整可能で、速く歩けるようになりました。
一度速くすると戻せないですね。
あとは細かいことですが、店売りのシステムも変更があります。
敵を倒して得た素材を売ることで、新しい商品が並ぶシステムは従来通りです。
前作では、複数買いたい場合はその分素材を用意する必要がありましたが、今作は一定数を卸せば何個でも買えるようになったので、パーティの装備を揃えたり、消費アイテムを購入するのが、かなり楽になりました。
もちろん、今まで通りに買う分だけ素材を必要とするアイテムもありますけどね。

前作で特に不満でも無かった部分が改善され、更に快敵になっているのには頭が下がります。
長時間遊ぶゲームですから、こういう細かい部分は大事ですよね。

で、ゲーム自体はひたすらダンジョンを潜る、オーソドックスな3DダンジョンRPGです。
今作ではフロアを一定以上踏破すると、階段までワープできる様になり、これまたかなり便利です。
その分、1フロアが広くなった気がしますね。（4と比べて）

ストーリーモードではキャラ固定（転職は可能）ですが、前作にあったサブクラスは無く、グリモアと呼ばれる石を装備することで、敵や他の職業のスキルを補充できます。
ただ、グリモアは何が出来るか運任せの部分が強いので、狙って作るのは難しいです。
なので、他の職業を試したい欲求はありますね。パーティ内にいないキャラの装備品が店に並んだ時には特に。
転職は出来ますが、ちょっと違うんですよね～。
まあ、ストーリーモードのキャラ編成で進めないって事は全くありませんけど。

クリアまでは割とスイスイ進んで、難易度は並といった感じでしたが、クリア後はキツイですね。
マップの仕掛けや敵が容赦なくて死にまくれます。
でも、強敵を避けつつ、マップをチクチクと埋めていき、仕掛けを下画面にマークしていくのが、このゲームの醍醐味でもありますからね。
難易度はいつでも変更可能ですし、3DダンジョンRPGが好きな方はガッツリ楽しめる作品だと思います。

【ゲームクリアー：ストーリーモード、三竜撃破】