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自身を「狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真」と名乗る、痛い大学生・岡部倫太郎は、夏休みのある日、秋葉原のラジオ会館8Fで若い女性の死体を発見する。気が動転した彼は、とりあえず友人にメールをするが、その時世界が動いた…。
映画「バタフライ・エフェクト」を彷彿とさせます。以前同じことをここでも書きましたが、出来が違います。
いわゆるタイムリープ物で、ストーリーに気になる部分はありますが、物語・設定・システムが実に上手くリンクしています。
前作もシステムとストーリーの絡め方が上手でしたが、今作はそれ以上です。
ここまで完璧に三位一体したゲームには、お目にかかった事がありません。
特にシステムは受け手の介入が必要なゲームならではの要素で、これを物語や設定と融合させる事は、他のエンターテイメントにはない、ゲームの大きなアドバンテージです。
この作品は、これに対するひとつの解を示してくれた物と言えます。
偉そうに書きましたが、一言で言うと「上手い」です。
どこが上手いのか書きたくてウズウズしてますが、ネタバレに繋がるので自重します。
もちろん上手さだけじゃありません。今は少し冷静になれましたが、プレイ中は何度もゾクゾクしました。
このゾクゾクは、そうは味わえないものです。
ちなみに好きなエピソードは鈴羽ルートです。 好きと言うより、直前の流れ込みで衝撃的でした。ゾクゾクしました。
好きなキャラはもち牧瀬氏っしょ。
あんな分り易いツンデレで萌えない方がおかしいだろ、常考。
あ、ちなみに前作を遊んでいるとニヤリとする場面がいくつかあります。
物語に関連性は無いので問題はありませんが、今作を遊ぶと前作をやりたくなると思いますので、前作から遊ぶのが良いでしょう。
【ゲームクリアー:全実績解除】
…俺だ。にしても、ミスター・ブラウンがERのルカってどういう事だ!ERを見る度にあのムキムキマッチョが目に浮かんでしまうではないか!
くっ…、これが運命石の扉の選択か…。エル・プサイ・コングルゥ。
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