バディミッション BOND　Switch

タイトル（クリックで画像拡大します）

コミックのように進行するアドベンチャーゲーム。
3Dのキャラを動かすパートもあります。

大雑把な言い方をしてしまうと、『逆転裁判』のような流れで、情報収集する「調査パート」と敵の拠点に侵入する「潜入パート」があります。
「潜入パート」ではちょいちょいQTE（クイックタイムイベント）を求められますが、かなり癖があります。
画面と明らかにタイミングが違い、まあストレスしかないですね…。

また、調査、潜入それぞれで、特定キャラの組み合わせを求められるのですが、正答以外だと評価が下がるのが…。
『逆転裁判』だと、正答以外の選択肢を選んでテキストを読むのも楽しみなんですが、このゲームでは評価が下がり、下がった状態だとサブストーリーなどが開放されないので…。
やり直すのは面倒なので、攻略サイトを見ながら機械的にストーリーだけを楽しむプレイになってしまいました。

はっきり言ってゲーム部分は全く面白くなかったです。
2021年に発売されたゲームとは思えないほど…。

「調査パート」では調査というシステムありきで、登場人物がピンポイントで機密情報を漏らしまくりでご都合主義でしかないし、「潜入パート」も爽快感が全くない…。
QTEを失敗すると評価が下がるのですが、成功しても基本的に回復しないのでミスを最小限にしないといけないし、そもそも判定が変なので面白くない…。

ここまで、自分でもびっくりするくらい駄目出しばかりなのですが、決して駄目なゲームではないです。
ストーリーはすごく面白かったです。

キャラの深掘りはものすごいです。
ここまで描いている作品はそうそうないのでは？
チェズレイとモクマのストーリーは特に印象深かったです。
音楽も良かったですね。

ゲーム部分は全く面白くないですが、ストーリーは魂を揺さぶられました。
コミック調のテキストアドベンチャーで良かったのでは…。

ストーリーはすごく面白いので全てを読みたかったんですが、ゲーム部分が面倒過ぎて断念しましたｗ

ストーリーを重視する方ならプレイしてみていいと思います。

【ゲームクリアー】

ステージ開始（クリックで画像拡大します）