DEMENTO（デメント）　PS2

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巨乳の女子大生フィオナは気が付くと古城に監禁されていた。なぜ私はここに…。早く脱出しないと！
城で出会った犬と共に、脱出方法を探るアクションアドベンチャー。

か弱く巨乳の主人公は無力なので、戦闘は犬頼みです。
ただ、犬もそんなに強い訳ではないので、基本的には、逃げたり隠れたりして敵をやり過ごして城を探索していきます。

敵と言っても、巨乳のフィオナを執拗に追いかける追跡者が一人いるだけで、フィオナと敵とで鬼ごっこをしている感じなのが特徴的です。
もちろん、ゲームが進むにつれ、追跡者がパワーアップしていきます。

追跡者も常に移動しているので、この扉の向こうにいるんじゃないかとドキドキしながら進めていきます。
このドキドキ感がゲームの肝です。
ホラーゲームにしては、プレイヤーを怖がらせよう、ビックリさせようという演出は少なめで、それよりも、常に追跡者に追われる緊張感でプレイヤーを追い詰めます。
追跡者が近づくと犬が唸り始め、足音が聞こえてきて、BGMが変わり…と焦らせてくれます。
特に2番目の追跡者から格段に強く、しつこくなって、「どうか会いませんように」と祈りながらプレイしてました。
そんな状態なので、常に犬と一緒じゃないと不安で仕方なかったです。
そういった心理面を突いた作りが上手く出来ています。

また、巨乳でか弱いフィオナは、追跡される緊張状態が続いたり、ダメージを受けるとパニックになってしまいます。
パニックになると段々と視界が悪くなり、限界を超えてしまうと、一定時間操作を受け付けなくなるので、体力の他に精神力にも気を配る必要があります。
ちなみに、体力、精神力ともに時間経過とともに回復します。

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この様に、追跡者との追いかけっこがこのゲームのメインです。
巨乳のフィオナはすぐにパニックになりますが、プレイヤーは段々と慣れてきます。
正直言って3人目以降は、追跡者そのものに魅力がが無かった事もあり、怖さは殆ど無く、「面倒くさい奴が来たな」って感じでした。
そのせいもあって、仕掛けも冗長に感じる部分がありましたね。

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それでも、このゲームはかなり気に入ってます。
大きな要因は、頻繁に入るデモシーン出来の良さです。
キャラクタのモデリングや表情が良く出来ていて、自然と感情移入していきます。
ここでフィオナの巨乳と不安げな表情を見る度に、「ここから脱出させてあげないと！」と決意を新たにしました。

回復アイテムやセーブポイントが多めなのも、遊びやすくて良かったですね。

ちなみに、一度クリアすれば、コスチュームチェンジが出来て、その衣装でデモシーンを見直すモードもあります。
着替えるとフィオナが武器で攻撃出来る様になるので、違ったゲーム性を楽しむことも出来て、2周目を遊ぶのも楽しかったです。

【ゲームクリアー】

コスチュームチェンジ！（クリックで画像拡大します）