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ステージ内のゴールを目指す、3Dアクションパズル。
マップ自体は1画面で収まるものも多いですが、カメラを操作して、上下左右を見渡して、ゴールまでの道のりを探します。
パッと見では見つからない道を、カメラを回したり、仕掛けを動作して見つけていく、パズル的な楽しさがこのゲームの醍醐味です。
一つひとつのマップは短いですが、多彩なシチュエーション、ステージ構成で飽きさせません。
マップ構造が命と言って良いゲームですが、良く出来ていると思います。
歯応えはあるけど、初見でも何とかなるし、「何をして良いのかわからない」と感じさせない、丁寧な作りです。
ミドルプライスの割にはボリュームもありますし、ステージ追加(開放)の仕方にもセンスを感じます。
ステージ遠影(クリックで画像拡大します) |
グリグリと視点を変更するのが肝ですが、キャラの移動によるカメラの補正はなく、全部自分でカメラ操作するのは、若干面倒だったりします。
かと言って、勝手に動いてもイライラするでしょうし、まあ、そうやってカメラを動かすゲームですからね。
ぐるっと回すと、こんな感じです。 |
TVとタッチパッドの映像が、一部を除いて同じなので、携帯機っぽく遊べるのも利点です。
というか、ブロックをタッチしたり、息を吹いて動かす必要があるので、タッチパッドを見ながらの操作を想定して作られています。
タッチはともかく、息はどうなんだと思いましたが、後半の忙しいステージでは、操作しながら息を吹くのがピッタリ来るんですよね(笑)
各ステージにダイヤが3つ配置されているので、それを探したり、「コインを70枚集めろ」「ダメージを受けるな」といったお題が設定されているので、やりこみ要素もあります。
ミスをしても、ダイヤを取った判定が残っているのはありがたいです。
細かい所では、コイン取得枚数が持ち越されないので、残基が増えすぎないのも、適度な緊張感があっていいですね。
ボス戦(クリックで画像拡大します) |
主人公のキノピオはジャンプ不可で、動きも遅く、アクションの爽快感は薄くて地味なゲームです。
ですが、その反面、テクニックを要する訳でもないので、試行錯誤しながら、気がつたら長時間遊んでしまう、そんなゲームです。
突き抜けた部分は無いけど、なかなか面白いですよ。
【ゲームクリアー】
トロッコでシューティング(クリックで画像拡大します) |