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サーヴィランス 監視者 PS2


タイトル イベント
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近未来を舞台に、特殊部隊の隊長となって事件を解決していく、やるドラスタッフが贈るアドベンチャー。
全編プルボイス、字幕なしのアニメーションで表現されています。

特殊部隊の隊長ですが、現地に潜入してドンパチやるのではなく、車に待機して、設置された監視カメラを見て、隊員に指示を与えます。
最大6個のモニターをチェックし、敵の武器やスイッチなどを見逃さない様にチェックしていきます。
例えば武器やテロリストを見逃してしまうと、隊員がやられてゲームオーバーになる、スイッチをチェックすることで隊員に押させて先に進む、といった感じでゲームが進行していきます。
まあ、指示を与えると言っても、実際は画面に現れる項目をチェックするだけですけどね。

特徴的なのが、作戦が始まるとリアルタイムで進行していき、途中で中断したり、メニューを出したりは一切出来ず、ただひたすら時間が進行していきます。
この辺は作戦実行中って雰囲気が出ていいですね。

複数の出来事が同時に進行するので、あちこちチェックするのに忙しく、その中から、重要なポイントを見逃さない様にするのがこのゲームの肝で、面白い部分です。

ただ、プレイヤーが介入できる部分が少なく、基本的には見ているだけです。
なので、ゲームの評価はストーリーに依る所が大きくなりますが、ハッキリ言って話に特筆すべき点はありません。

各モニターで話が同時進行してくので全体の流れが掴みづらいし、メインの話が進行している裏にチェックポイントがあったりして集中できません。
そもそも、プレイヤーがするのはチェックポイントを探すことのみで、ストーリーを理解する必要は全くないんですよね(苦笑)

ボリュームも1日で終わるレベルです。
一応、全てのチェック項目を探すと、2周目が出来るやりこみ要素もあるようですが、そこまでやる気はしませんでした。

リアルタイムで進行する物語を、複数の視点・角度から見て介入するというアイデアは面白いんですけどね。ザッピングを一歩先行く感じで。
ただ、物語そのものに魅力がないと、どうにもなりませんなぁ…。

【ゲームクリアー】

ゲームオーバーにヒントが 作戦中
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