真・三國無双5　XBOX360

三国志を舞台にした爽快感がウリのアクションゲーム。
前作からグラフィックやシステムが大幅に変更されており、ほとんど別のゲームになっています。

変更点として大きいのはやはり連舞でしょうか。
しかし、とてもじゃないけどこれが成功しているとは思えない。
連舞を妨害するためとしか思えない敵の攻撃パターンや、意味不明なガードシステム、使えない無双乱舞・・・。

まずは敵の攻撃パターン、雑魚敵がジャンプ攻撃やチャージ攻撃を多用するようになってます。
マジでやたらとチャージ攻撃を使ってくるため、キャラによってはまともに連舞を続けることすらできません。
それを回避するには緊急回避か無双乱舞しかないのですが、緊急回避したところで回避先で攻撃を受けることも多く、無双乱舞は過去最凶の無双ゲージの溜まり難さのために使い勝手が悪く・・・。

次に意味不明なガードシステム、これはプレイヤーを自由に戦わせないためとしか思えない理不尽なシステムになってます。
全方位からの攻撃をガード、ガード中からでも弾き返し、ガード崩し後の攻撃は浮かし判定・・・。
普通の武将と同じ能力のくせに倒してもご褒美が無い副将が大量生産されていることもあり一対多数で戦うことが多いため、集団の中で攻撃していると誰かしらがガードしてて弾き返されるというパターンが非常に多く、ならばとチャージ攻撃でガードを崩しても浮かし判定のためにほとんどダメージを与えられず・・・。
ちなみにプレイヤーがガードしたところで弾き返しの直後に他の敵にぼこぼこに殴られるため、ガードボタンを押すことはほぼありません。

最後に無双乱舞ですが、攻撃モーションが通常攻撃ってのは酷いです・・・。
なんとかフィニッシュでは乱舞らしい攻撃になるので、基本そこしか使いません。
さらに無双ゲージの溜まり難さが過去最凶のため、乱舞自体が攻撃でなく回避のためにしか使いません。
無双ゲージが溜まらないために死ぬまでボコられ続けることも多々・・・。

なんというか、新しいことにチャレンジしている感はあるのですが、ゲームとして意地悪というか性格悪いというか。
やたらと多い副将、雑魚敵のチャージ攻撃乱用、無双ゲージの溜まり難さはプレイヤーへの嫌がらせとしか思えません。

なんか新作が出るたびにイライラするシステムに改悪されていってるような・・・。