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配信されると7日後に死ぬという、呪いのゲームの謎を解くアドベンチャーホラー。
『リング』の呪いのビデオがゲームに置き換わったものですが、この「呪いのゲーム」がFFとDQを合わせたような画面だったりして、ストーリー、演出ともにアクセントが効いていてます。
それに、ビデオは貞子の怨念オンリーだったのが、こちらはゲーム制作に携わった人たちの思いが込められていて、なかなか感動的です。(ちょっとカッコ良すぎですけどね。)
さて、このゲームを始めてまず感じるのが、「操作性が悪い!!」
3D描画されたマップを縦持ち操作するのですが、まどろっこしくてイライラします。
「何でこんなふざけた操作にしたのか…」と思いながら進めていくと、なるほどと思う時が来ます。
これはバイオハザードですね。
もどかしい操作にイライラしながら、「怖え~!!」と危機を回避していきます。
逃げる展開になってからが本番で、面白くなってきます。
怖くて胃がキリキリするんだけど、先に進めずにはいられない。ホラー系ならではの面白さが、このゲームにもあります。
プレイヤーがする事はほぼ逃げるだけなんですが、時折メールや呪いのゲームが入ることで、単調さを感じさせません。
最後の展開が感動的なこともあって、プレイ後の満足度は高いです。
ただ、やろうと思えば一日で終わってしまうボリュームなので、コストパフォーマンス面で難があるのは事実です。
また、マルチエンディングを採用していますが、最後以外は変化ないようです。
【ゲームクリアー:ノーマルエンド】