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メタルギアソリッド3 サブシスタンス PS2


タイトル画面。
タイトル画面。(クリックで画像拡大します)

世界的に人気の潜入アクションアドベンチャーのPS2第3弾、…の完全版といえるパッケージ。MSX2版『メタルギア』、『メタルギア2 ソリッド・スネーク』の復刻などの追加要素があります。(ゲーム本編自体は変わりません)

シリーズ物は星の数ほどあれど、これ程までに、シリーズの繋がりが楽しみな作品は殆ど無いのでは?

ゲームには珍しく史実に則したストーリーで、主人公である「スネーク」の存在もミステリアスです。それでいて、ちょっとした会話が楽しかったりして、そのまま映画にしても良い映画になる下地は十分です。この「3」は特にストーリーが良く感じました。
ですが、この作品の肝である「潜入するスリル」はゲーム以外ではなかなか感じることが出来ないのではないでしょうか。(前にも書いた気がしますが…)

今回はジャングルが舞台となり(もちろん屋内もあります)、物陰に隠れるというより、自然に擬態すると言った感じです。
一つのエリアが広くなり、見晴らしも良い為、敵兵に見つからずに行動するのはなかなか大変です。
もちろん、敵をやり過ごして進むか、倒して進むかはユーザーに委ねられています。
倒した方が楽なんですが、横たわる死体を見るのはやっぱり嫌なんで…。それに、極力敵を倒さない方が「潜入」っぽいですから。ジャングルでガンガン銃をおっ放すのって、「ランボー」みたいだし…。

今回はライフと別にスタミナが設置され、野生動物などを食べて回復させることとなります。また、銃創や食あたりなどの治療も必要になります。(スタミナや怪我はゲームを止めて一定時間経つと回復します)
薬草や動物を確保するのがいかにもジャングルっぽいです。
アクション部分では、「CQC」と呼ばれる接近格闘が加わりました。簡単に言うと、そ〜っと近づいて羽交い絞めにすることです。そのまま落とすのも良し、情報を聞き出したり、彼を盾に進むことも出来ます。
かなり実用的なシステムですが、理解出来たのはゲーム終盤でした…。

CQCに限らず出来ることが多いのですが、操作が複雑なのが下手っぴ君には辛いところです。
また、ジャングルは広くて方向も判りづらいので、簡易マップが表示できると良かったです。(メニューでマップ表示出来るだけに)

シリーズ初体験のような新鮮さはありませんでしたが、非常に丁寧に作られており、とても楽しめました。
今回はザ・ボスのキャラクターが魅力的でしたね。声もばっちり合っていました。
【難易度イージー:クリア】

ザ・ボス スネーク
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