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メタルギアソリッド2 サンズオブリバティー PS2


タイトル画面。
タイトル画面。(クリックで画像拡大します)

このゲームは借りて遊んだのですが、私自身アクションがとっても苦手なので自分では絶対に買わないだろうなあ、と思ってました。
でも、さすがに人気シリーズ、とっても遊びやすかったです。
おかげでクリアできました。

アクションなんですけど、銃をぶっぱなしても血を流して倒れている敵兵を見ると、凄く罪悪感を感じてしまい(ここらへんはこのゲームのテーマにも通じているのかも)、プレイしていての爽快感はなく、隠密行動の中の緊張感が物凄くあります。
こういったタイプのゲームをあまり遊んだことがなかったので、とても胃が痛くなりました…

全体的には、潜入アクション映画って感じで、ストーリーも2転3転して面白かったですし、特に、こうした映画の「女子供は生き残る」という常識が覆ったときはかなり衝撃を受けました。
さらにその人物が息を引き取るときに、看取っていた人物の言葉にも意外性があり、制作者のセンスを感じました。
制作者のセンスという点では、長時間ゲームしていると、キャラクターから「ゲームばっかりやって、他にやることがないのか!」と突っ込まれたときに、テレビに向かって「ほっとけ」と思わず言い返してしまったときにも痛感しましたね。

先に「アクション映画」と述べましたが、このゲームはアクションだけではなく、「人が生きること」というテーマについてもまじめに向き合っています。
このあたりの評価が凄く難しいと思います。テーマ、回答ともにありふれており、終盤にイベントシーンが沢山入るので、アクションゲームとしてのテンポが悪くなるのが否めないからです。
ただ、私はこのゲームを遊ぶ前は、普通のアクションゲームだと思っていたので、こうした「主張」が入っていたことに、驚きと共に少しの嬉しさを感じました。

さて、このゲームはリアルさが売りの一つがと思うのですが、登場する人物のリアリティのなさに少しげんなりしてしまいました。敵キャラの人間離れというよりも、もはや人間と呼べない感じに、所詮ゲームではこんなものなのかな、ゲームにこういったことを求めてはいけないのかな、と感じてしまいました。

とにかく、一番感じたのが、前作をすっごく遊びたくなったてことですね。
【難易度イージー:クリアー】

雷電 操作
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