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アメコミ風のキャラクターデザイン、演出のシミュレーションゲーム。
マップの俯瞰が出来ず、キャラの周囲しか視認できないのが特徴的です。
この制限が、ステルスアクションに通じる面白さに繋がっていますね。
キャラを切り替えてマップを把握したり、物陰に隠れながら索敵するのが楽しいです。
また、待ち伏せして、敵が近づくとオートで攻撃するシステムが採用されています。
敵の通り道に待ち伏せて、上手いこと気絶させた時は気持ち良いです!
待ち伏せは行動力を残していないと発動しないので、フルに行動するか、待ち伏せの為に残すかという駆け引きもあります。
もちろん、敵に待ち伏せされる事もあります。
待ち伏せは向いている方向が重要なので、あえて音をたてて歩いて敵の向きを変えて、その隙に背後をそーっと歩いたり、歩くと狙撃を受ける所が、駆け抜けると大丈夫だったりして、細かい所にも凝っています。
オーバーウォッチ(待ち伏せ)発動! |
敵には弱点があって、そこを攻撃すると大ダメージを与えられます。
標準合わせもあるので、サードパーソンシューティングの要素が含まれていて、新鮮味を感じながら遊ぶ事が出来ました。
リンカーン大統領が活躍する特別なステージもあって、飽きさせません。
キャラの成長要素は無いので、メンバーを固定化せずに色んなキャラで遊べるのも良いですね。
割と難易度が高めなので、キャラを変えながら試行錯誤するのも楽しいです。
出撃前におすすめメンバーが提示されるので、大抵はそれで問題ないんですけどね。
弱点をエイム |
かなりお気に入りのゲームですが、難点を挙げると、ステージ中に中断出来ない事ですね。
特定ポイントでセーブできますし、蓋を閉じればスリープになりますけど、電池残量が心許なくて中断したくなる時も出てくるので、やっぱり中断も実装して欲しかったです。
というか、すべきでしょう。
あとは、売れていないので、オンライン対戦やすれちがい通信が機能しない事ですね。
すれちがい中継所を使ってもさっぱりなソフトは初めてかも…。
それと、新期タイトルの割に、システム等で説明不足なところがあります。
武器ステータスの説明が、マニュアルにもないのはどうかと思います。
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人を選ぶキャラクターデザインなのは間違いないですが、遊んでみると面白くて熱中できるので、シミュレーションゲームが好きな方には是非オススメしたいです。
続編を出すのは困難でしょうが、このシステムを1回で終わらせるのは勿体無いです!
声を大にして言いたいです。
ちなみに、3Dオンの方が臨場感があるので、ほぼMAXでプレイしました。
【ゲームクリアー:ギアコンプリート】
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