GRAVITY DAZE（グラビティデイズ）重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動　PSVita

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重力を自在に操る少女が主人公のアクションゲーム。

主人公は重力を無視して移動できるので、空を飛んだり、ビルを駆け上ったり、自由に移動できます。
シームレスで場面切り替えの無い世界を自在に飛び回り、カメラも自在に動いて、フィールドを飛んでいるだけで楽しくなります。

最初は操作が複雑に感じましたが、慣れると本当に楽しいです。
重力に逆らって空中を進み、加速していくのが気持ちいいです。

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舞台となる街は高低差があって入り組んでいるのですが、ビルから飛び降りて一気に下に降りたり、広場の上空を使ってショートカットしたり、とにかく飛ぶのが気持ちいいです。
また、ビルの屋上や建物の土台の裏側等、街の至る所に主人公強化の素（ジェム）が散らばっているので、自然とあちこちを飛び回りたくなります。
ジェム以外にも街をショートカットするマンホールや他の収集要素やミニゲームもあり、フィールドを動き回るモチベーションにつながります。

ミニゲーム（クリックで画像拡大します）

このミニゲームもかなり面白いんですよね。
段階を経て新たなアクションが追加されていくのですが、それと呼応してミニゲームも追加されていくので、自然とこちらで練習できる流れになっています。
収集要素やミニゲームはいつでも挑戦出来て、取り逃しの要素はないので、自由に進められます。
ミニゲームでは、スケボーみたいな重力スライドレースがお気に入りです。

また、重力を操ると、街の人が巻き添えになるのも地味に楽しいです。
高い所から落下したときは周囲の人が倒れたり、飛ぶときはちょっと浮かせちゃったりするのが何だかちょっと楽しいです。
同様にオブジェを破壊することも出来、「次からは迷惑をかけないように飛びます」と心の中で謝りながらプレイしていました。
ちなみに、主人公は高い所から落ちても平気な頑丈な女の子なので、ガンガン落ちてドンドン飛んで行けるのもポイントです。

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他に細かな要素としては、

• 施設を開放する時、ジェムを入れた後に叩く所が笑っちゃう。
• 会話はなかなか笑えて良い。
• オートセーブなので純粋にプレイに集中できるし、やられた場所から再開出来る。
• 最後はなかなか緊張感があってよかった。

かなり面白くてお勧め出来る作品ですが、難点はやはりロードの長さでしょう。
フィールドはシームレスでロードなしでどこまでも進んで行けるのですが、ミッションやミニゲームの開始、ワープなど画面が切り替わる際のロードが長いです。
移動中にロードが入らないように最初に読んでいるのでしょうが、10秒以上ざらにかかりますからね。
ロードする場面がそんなに多くないのが救いですが、ミニゲームでハイスコアを狙うときには面倒ですね。

あとは終盤は戦闘の連続で、これ以上続くとダレてたと思います。

尺もちょうどよく、かなりお気に入りの作品になりました。
最初はイマイチに思えたキトゥン（主人公）も、いつの間にかかわいく思えてきました。
Vitaをお持ちの方には是非お勧めしたいですね。

【ゲームクリアー】

着替えもあります。（クリックで画像拡大します）