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12頭身くらいあるセクシーなメガネ魔女が敵を倒しまくるアクションゲーム。
まさかのムービーゲー。
全体の半分くらいはムービーで、プレイ時間はクリアまで10時間以下でした。(難易度イージー)
ムービーゲーでもそれが面白ければ良いんですが、退屈としか言い様がなかったです。
(ムービーは)演出的にも特に見所が無かったですし…。
ただ、話自体は真面目だったのが救いでした。
おちゃらけてつまらないと、本当に見ていて覚めてしまうので。
あと、アクションシーンで所々にバカバカしい演出があるのですが、ストーリーが真面目な分、これが際立ちます。
技や敵に止めを刺す時など、セクシー魔女らしい演出に思わず吹き出してしまいます。
これがこのゲームの大きな見所ですね。
敵を倒すアクションはとても楽しいです。
簡単な操作でカッコイイ技が出るし、「お仕置き」の演出も面白く、上級者になった錯覚を味わえます。
攻撃をギリギリで回避すると発動する「ウィッチタイム」では、空条承太郎になってオラオラ気分を満喫できて気持ちいいです。
アクションゲームとして特に目新しい点は無いんですが、敵を倒す爽快感はかなりのものです。
戦闘シーンの音楽も良い曲が揃ってますので、気分的にも盛り上がりますね。
それだけに、戦闘に特化した方が良かったと思います。ファイナルファイトみたいな感じに。
長いムービーやアイテムが有るかどうかマップを隅々まで回ったり、最後の落ちる床を連続でジャンプする場面などは、このゲームの良さを殺してしまっています。
(バイクやシューティングのステージはあってもいいと思いますが、もう少し短くすべきでしたね。途中でダレます。)
ゲーム自体にボリュームが無いので色々と入れたのでしょうが、ファイナルファイトみたいに気軽に何度も遊べる作りにした方が、このゲームの良さがもっともっと伝わったんじゃないかな、と思います。
…だったらファイナルファイトをやってろよって感じですが、このゲームの戦闘は本当に楽しいだけに勿体無く感じるんですよね。実に惜しい。
さて、難易度イージーでプレイしましたが、何度もコンテニュー可能ですし、特に詰まる部分はありませんでした。
更に易しいベリーイージーもありますので、誰でもクリア出来るレベルかと思います。
どうでもいいですが、プラチナゲームズ開発のゲームに関するホントに小さな小ネタがあったりします。果たして、マッドワールドネタに気付く人はどれだけいるのだろうか…。
【ゲームクリア:難易度イージー】