ブレスオブファイアV ドラゴンクォーター PS2

ブレスシリーズの第五弾です。
世界観ががわりと変わっています。

ストーリー
はるか昔、世界に、大いなる災いがあった。
空は焦げ、瘴気は遍く地表に満ちた。
見上げるべき空を失った人々は、足の下に生き残る術を見つけ出す。
大深度地下都市。
シェルター。
覆われた、第二の世界で、幾世代もの刻が過ぎる。
人々はもう、空を忘れたのだろうか・・・・・？

下層地区のレンジャー、リュウは、任務で訪れたバイオ公社(生物化学工場)で、奇妙な体験をする。
閉ざされた地底の世界の物語が始まる。
(以上　説明書より抜粋)

説明どおり、舞台は地下です。地下１０００メートル前後の世界。バイオ公社を訪れたリュウと出会った一人の少女。しゃべることを失った少女。そして、背中に生える小さな赤い羽根。
あることをきっかけにリュウは羽の秘密を知り、やがて少女のことも知る。このままにしておけば少女は死んでしまうそうだ。
リュウはこの暗い、薄汚れた世界を捨て、地上へ空を見に行くことを決心する。少女を救うため、この命、この地下世界を崩壊させようとも、後悔しない。空を見に行く。

戦闘は、シミュレーションが入っています。移動して攻撃、ってな感じ。ポイントは攻撃したあとでもＡＰというポイントに残があったら、その分だけ再度移動ができる点です。移動して、攻撃して、距離をおく。こういう戦闘もできる。

世界は暗いです。でも、テレビの設定を変えればよく見えます。敵の不意打ちには気をつけましょう。
敵は、ポポローグとかポポロクロイスみたいに、フィールドを徘徊しています。普通に触れれば通常戦闘ですが、敵の攻撃を受ければ相手の先制、つまり不意打ちを。こちらが攻撃すれば、攻撃をしたキャラの先制になります。

ある程度進むと、主人公は龍族の力を得ます。はっきりいって強すぎます。Ｄブレスとか、○ボタンを押し続ける限り相手にダメージを与えるという強烈なものです。
問題は、Ｄカウンターが上昇することです。変身すると、数％。攻撃によってさらに数％。Ｄブレスは押し続ける限り上昇します。さらに、上昇しすぎると、歩いているだけで0,01％ほどの上昇を繰り返します。１００％に達するとゲームオーバーです。
よく考えて変身しましょう。

最大のシステム。「ＳＯＬ」システムというのがあります。
メニューからギブアップ、バトルで全滅、Ｄカウンター１００％
このどれかを満たすとゲームオーバーです。それによって、セーブしたところから始めるか、最初から始めるかを選べます。
最初から始めたら、レベル、仲間、アイテムはリセットされますが、習得したスキル、預けたアイテム、装備品は残り、最初になかったストーリーが増えます。例えば、相方が隊長室に呼ばれ中に入ります。一回目は聞けませんが、何らかの事情でゲームオーバーになり、途中または最初からはじめ、同じシーンにくると、二人の密談がきけるようになります。
途中から始めても、Ｄカウンターはリセットされません。Ｄカウンターが１００にちかくなったら、最初からにしましょう。

セーブもあるアイテムがないとできませんが、やり直したら必ず手に入るようになっています。回復薬も一緒に。

エンディング、感動しました！初めてほろりとしました。
新しいRPGの答えがココにある、というフレーズの如く独特のアニメーションでのエンディング、見物です。

また、共同体や隠しダンジョンなどもあり、二周目以降も楽しめます。