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海外で発売されたアクションゲームの日本版です。
初期のXboxソフトの中では最も売れた部類に入るそうです。
ストーリーは非常に大雑把な言い方をすると人類とエイリアンの戦いです。
プレイヤーは人類軍のエースとして味方の海兵隊と共に人類の敵、エイリアンどもをこらしめます。
ゲームの感じ的にはよくある主観視点の戦争モノと同じです。ただ、スケールがXboxです。
繊細なグラフィック、広大なステージ、高レベルのAIなど、PS2などの他ハードでは実現不可能とはっきり分かるような凄まじさです。
エフェクトも細かく、銃弾の後や飛び散る薬莢、爆発で吹き上がる噴煙と降りかかる砂など、細かいところまでしっかり作りこまれてます。
戦争モノなだけに用意された武器も豊富で、海兵隊の基本的な装備らしいアサルトライフルの他にもそれっぽいのが一通り揃っており、弾が足りなければ敵の武器までぶん取って使えます。
やたらと広いステージもありますが、そういうステージには大抵乗り物が用意してあります。人類の戦闘用ジープや戦車、エイリアンの戦闘機などがあります。
人類の乗り物には海兵隊を乗り込ませることもでき、ジープだと助手席と後部座席に乗り込ませることで戦闘力を上げることができます。
2人プレイのときはパートナーを乗り込ませることができ、戦闘力が爆発的に上がります。
あとCOMのAIが非常にレベルが高かったです。
海兵隊は前衛の斥候と後衛の後詰にそれぞれ分かれてプレイヤーを補佐し、エイリアンは物陰に潜みながら攻撃してきたり劣勢になると逃げ出したりします。
さらに海兵隊もエイリアンもしゃべるため、それを聞くのも面白いです。海兵隊は日本語、エイリアンは英語でしゃべります。
行動が人間っぽく「起き上がってみろ、また殺してやる」と言いながらエイリアンの死体に銃弾を撃ち込む海兵隊など。
難易度は4段階で、一番易しい難易度以外は一通りやってみましたが、そこはやはり洋ゲー、難易度が高いです。
最高難易度のレジェンドの敵の強さは半端じゃないですね。基本的な強さやAIが強化され、小汚さ全開です。
Xboxということでとっつき難いゲームではありますが、コレ系のゲームの中ではダントツで秀逸だと思います。