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ファイアーエムブレム 烈火の剣 GBA


前作からわずか一年で登場したGBAシリーズ第二段。
舞台は前作の20年前で、前作の親の世代の物語です。前作を知っていれば「なるほどね~」という場面も多いですが、特に知らなくても問題ありません。
それよりも、FC版の音楽を使ったりして、そっちの方が懐かしくて、とても嬉しく感じました。一年ということもあり、グラフィック・システムともに大きな変化はありませんが、闇魔法のモーションが早くなったり、必殺率や闘技場での経験値、支援発生など細かい修正が多く、さらに遊びやすくなっている点は見逃せません。(「楽になった」という意味ではありません)

今作は前後半に分かれており(前半はチュートリアルですが)、一度クリアするとちょっと違うストーリーの後編を遊ぶことが出来ます。その際は、後編から遊び始めることも出来ます。
また、ロードが3人になり、生存必須キャラが3人になったことで、キャラが立っていて賑やかです。プレイヤーもちゃっかり軍師としてゲーム内に登場しますが、正直、いてもいなくてもどっちでもって感じです…。
まあ、キャラに色々と話を振ってもらえるのは微妙に嬉しかったりしますが。
ステージの方も「特定ターン数耐える」などのクリア条件やマップの仕掛けもあり、幅を持たせた作りになっています。
難易度的には前作とさほど変わらず、特に難しいとは感じないでしょう。

思うに、FEシリーズの魅力って、ただステージをクリアするのではなく、プレイヤー自身による「縛り」が大きいのだと思います。
弱いユニットに経験値を与えたり、支援効果・会話を発生させたりと、ただクリアするには特に必要ないことに一生懸命になってしまいます。
最終面ですら、ニノの"家族との再会"・夫婦の会話を発生させる為に、ベストメンバーじゃなかったですし…。
こうしたプレイヤーの「縛り」にしっかり応えてくれるところがさすがです。

【エリウッド・ヘクトル編クリアー】

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