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ファントムクラッシュ Xbox


ミツヤさんのレビュー 投稿ありがとうございます

ロボットアクションシューティングゲームです。
スクービー(SV)と呼ばれるロボットを操り、ランブリングという競技に参加して稼いだ報酬でロボットを強化していくという感じでゲームは進みます。

『SV』
胴・脚・右手・左手・右肩・左肩などのパーツで組み立てます。
各パーツは製造メーカーが同じでないと組み合わず、脚によって異なる重量制限もあるため組み立ての自由度はそれほど高くはありません。
しかしSVの強化はパーツ交換ではなくチューニングによって行われるため、組み立ての自由度の低さはそれほど気にはなりませんでした。
また、この他にオプション・カラー・ステッカーといったメーカー関係無しに組み入れられるパーツもあります。

『チップ』
SVに組み込まれる人工知能のようなもので、犬・猫・ネズミ・ハムスター・・・・と10種類以上の動物をモデルにしたものの中から選びます。
各動物ごとに特徴があり、狼は緊急回避行動に優れていたり鷲はロックオン距離が長かったりします。
ちなみに僕はハムスターにしています。かわいいから。

『チューニング』
軽量化を施すライトチューンと重量化を施すヘビーチューンがあります。
ライトチューンでは耐久力を犠牲にして重量を削り、軽量化に加え攻撃力を犠牲にして装弾数を増やすことができます。ヘビーチューンではこの逆となります。
また、チップの知能を強化することでロックオン範囲などの縁の下の力持ち的な性能を上げることができます。

『ランブリング』
複数のSVによるバトルロワイヤルで、撃破した相手SVの数と生存時間を競います。ルールは何でもあり。とにかく生き残ればいいといった感じです。
競技はプレイヤーが撃破されるかフィールドから撤退するまで続きます。撃破された場合は多額の修理費を払うことになるため、ピンチになったら撤退しなくてはなりません。
フィールドには定期的に補給物資が投げ込まれ、耐久力や弾薬の補充ができます。が、当然相手SVも補給物資に群がってきます。

『ランブリングでの戦闘』
チキンになること、これが全てです。
SVには特殊機能として光学迷彩というものがあり、一定時間極端に目視しにくくなりロックオンも不可能になります。ただし1発でも被弾すると効果を失ってしまいますので使いどころが肝心になってきます。
この光学迷彩を上手く使ってコソコソと奇襲や待ち伏せをしながら勝ち残っていきます。友達との4人同時対戦は燃えます。みんなチキン野郎になります。
残り少ない耐久力で補給物資を待って戦い続けるか、無理せず撤退して確実な報酬を貰うか。この駆引きが楽しいです。

『操作』
普通のロボットゲームのようなSVの背後からの視点と、XBOXパワーの臨場感がを活かしたコクピット視点から選ぶことができます。視点はランブリングでの戦闘中でも自由に変更することができます。
操作はとても簡単で、アーマードコアのような複雑な操作も必要ありません。その代わり複雑な動きは難しくなりますけどね。

なんとなくゲーム屋に行って980円で面白そうだから買いましたが、ここまで面白いとは思いませんでした。
画面も綺麗で、XBOXならではの派手な爆破や光学迷彩はコクピット視点にすることで一層迫力を増します。
ランブリング中には射撃音やチップからのサポートの声などが飛び交い、破壊の爽快感と光学迷彩による緊張感を上手い感じで両立しています。

意外なところでいいゲームに出会えました。

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