AI（アイ）： ソムニウム ファイル　Switch

タイトル（クリックで画像拡大します）

殺人事件を捜査するアドベンチャーゲーム。

夢の世界に入って捜査出来るのが特徴で、ここでの行動で物語が分岐していきます。
なお、チャートがあるので、いつでも戻ってやり直すことも可能です。
かなりわかりやすくて、細かに選択できるチャートなのもすごく良いですね。

推理モノにしては、グラフィックに凝っていて、キャラクターもしっかりと動きます。
グラフィック面はかなり頑張っていると思いますね。
ただ、その分読み込みに時間が掛かって、待たされることもしばしば…。
Switch以外なら大丈夫なんだろうか…？

夢の中（クリックで画像拡大します）

ゲームスタート時のインパクトが弱く、淡々と進行していきます。
全く興味を惹かれない出だしで、これじゃあ埋もれても仕方ないな、と感じました。

分岐シナリオをこなしていって、最後の真ルートはよく出来ています。
そこへの過程も、終盤は意外さと謎の解明など、よく出来ています。
ただ、序盤のルートに当たり外れが多すぎますね。
最初にプレイしたルートは全く面白くなくてびっくりしました。
ギャグが寒いのはまだしも、銃撃戦のテキトーさは看過できないレベルでした。
一応真面目な物語なのに、こんな内容なら無い方が良いです。

また、背景を調べた際に「窓だ」「戸棚だ」とか、そんなテキストなら調べる気が失せるので無くて良いとか、その調査対象の当たり判定が狭くてイラッと来るとか、気になる部分も割とあります。

ただまあ、真ルートは上手くまとまっていて、アドベンチャーゲームとしてはかなり力を入れて作られているので、このジャンルが好きなら遊んでみてもいいと思います。
割とセールになっているようなので、セール時に買うのがおすすめです。

【ゲームクリアー】

会話パート（クリックで画像拡大します）