□■ top > ゲームレビューの殿堂 > あ行 □■
ガンダムのウォーシュミレーションゲーム4作目。
このシリーズは3と5もやっていますが、4が一番好きです。
1、2にはアクション要素がありましたが3で廃止。4は3のシステムを継承し発展させています。
具体的にいうと深く考えずに勝てて、テンポが良くなりました。
5はこれまたシステムが変わってギレンの野望風。
噛めば美味しかったのかもしれませんが、4の続編を期待していた自分には合いませんでした。
今までは1ステージ完結型のシナリオモードだけでしたが、ファーストから逆シャアまでを体験できるキャンペーンモードが初登場。
キャンペーンモードでシステムを覚え、シナリオモードで対戦という流れで長く遊んでました。
セーブデータは一つ。シナリオモードとキャンペーンモードで併用な上、よく消えます。
容量の関係上、マチルダさんがホワイトベースに乗ってたりと無理がありますが、原作再現への愛を感じます。
この作品がなかったら原作に触れることも無かったかも知れません。
BGMも良いです。
3に比べるとコミカルな曲が減り、引き締まった印象。
原作タイトル事にBGMが変わるのですが、ファーストから逆シャアへの盛り上げ方が見事です。
シナリオモードで一番プレイしたマップが、「宇宙の渦」というZガンダムのステージ。
エゥーゴ、ティターンズ、アクシズ三つ巴の戦場で、華のある機体が多く登場します。
友人はエゥーゴ(青軍)、私はアクシズ(黄軍)で戦ってました。
というのも、キャンペーンモード(一人用プレイを共闘)→シナリオモード(共闘)という流れで「青軍と黄軍は同盟」と思っていたからです。
同盟じゃないと分かった後もアクシズで戦っていましたが、戦力差は歴然。
エゥーゴ:カミーユ(Zガンダム)、クワトロ(百式)、アムロ(ディジェ)
今作はハイパーメガランチャー(HML、使用後行動不可)が強力なので、それが打てるカミーユとクワトロがいる時点で強い。
何故かいるアムロは特技が弱いが、接近戦は充分強い。
ティターンズ:シロッコ(ジ・O)、ロザミア(サイコガンダム)
特技を持たないシロッコと、HP豊富でHML搭載だが、移動4で的になりやすいロザミア。
エゥーゴに比べると片手落ちで、成れない飛車角といった感じ。
ヤザン、ジェリド、サラ、レコアとエゥーゴ同様タレントは豊富だが、一矢報えるのはヤザンくらい。
アクシズ:ハマーン(キュベレイ)
キュベレイのファンネルは使用後も移動できる利点があるが、射程が6なので(HML、Zガンダムなどの移動は7)懐に入るには必ず一撃食らう。
守るにしても、他軍はエースパイロットを2、3体突っ込めるので結局不利。
「ミネハ”・サ”ヒ」なるミネバ様のパチモンがいるが(表示文字数の関係)、レベルが低すぎて雑魚の同じ。
とまぁ、アクシズに勝てる要素が無いわけです。
(対CPUだと、エゥーゴがティターンズのコロニーレーザーに突っ込んだりするので勝てる)
それでも、孤軍奮闘するハマーン様が好きでずっとアクシズを使ってました。
ファミコンなのでキャラグラも無かったわけですが、後年原作を見た時、ハマーン様がイメージ通りの人物で嬉しかったです。