アイドルマスター　Xbox360

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新人アイドルをプロデュースして、トップアイドルへと導くシミュレーション。

プレイヤーが出来るのは、「営業」「レッスン」「オーディション」の3つです。
「レッスン」でアイドルの能力を上げ、「営業」で得た思い出を駆使して「オーディション」に合格し、ファンを増やしていくのが目的です。

基本的には同じことを繰り返す作業ゲーなんですが、これが結構ハマります。

まず、プロデュース期間は1年間（52週）なので、その限られた期間をどう使っていくのか、マネジメントしていくのが楽しいです。
単純にレッスンや営業で準備をしてオーディションを受ければ良い、という訳ではなく、アイドルのテンションによってかなり効率が違ってくるので、それを考慮しながら進める必要があります。
52週で100万人のファンを獲得するという目標は、そんなに簡単じゃなくて、緊張感があるのもいいですね。
流行のジャンルをアピールし過ぎると、審査員が帰ってしまって採点されなくなるなど、オーディションの仕組みもなかなかうまく出来ています。

1年間という期間は3日程度でプレイできるので、繰り返し遊ぶのに適しています。
長すぎず、次の周回を遊びたくなる、いい塩梅になってますね。
周回していくことで、最大3人のユニットを組むことが出来るのも嬉しいです。
単純に3人の方がステージで見栄えがするし、ソロだとテンション管理が難しいアイドルも3人だと調整しやすいという、攻略上の利点もあります。

オーディションに勝つと歌番組に出演出来るのですが、ここでカメラの位置やユニットの場合は誰に歌わせるかを変更できるので、自分なりのプロモーションビデオを作るのもハマります。

作業ゲーではあるのですが、なかなか奥があって、周回して遊びたくなる作りになっています。
もちろん、アイドルの魅力があるからこそ、ですけどね。
2週目で100万人のファンを獲得した後は、ひたすら営業でコミュニケーションをとってました（笑）

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さて、ここら辺で難点を述べてみます。
このゲームはゴールメンバーであればオンラインで対戦オーディションが出来るのですが、オフラインでも、マッチングの待ち時間の様な形で待たされるのが残念ですね。
テキストの早送りもできないし、オーディションはオンラインの仕様をそのまま使っている感じなんでしょうか。（オフ専なので詳細は分かりませんが…。）
いすれにしても、オフラインではストレス無く、サクサク進む仕様にして欲しかったですね。

次に、アイドルとの挨拶で「いい天気」と話しているのに、直後に社長が「あいにくの天気」と言ったり、一年中「今の季節が大好きです」と言うなど、朝の会話がいい加減な事ですね。
コミュニケーションが大事なタイトルなだけに、ここはもうちょい何とかして欲しかった所です。
アイドルの私服に変化がないのも残念かな。

あとはラストコンサートのセーブデータを残して置きたかったですね。
周回すると問答無用で1週目に戻るのは、やっぱり寂しさが残りますね。
まあ、この仕様が「他のアイドルをプロデュースしよう！」と後押しする力にもなっているんですけどね…。

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アイドルとコミュニケーションをとるギャルゲーとしてはもちろん、限られた1年間をどう立ち回るかという楽しさ、楽曲や振り付けもしっかりしていて、かなり良く出来ていて満足度が高いです。
ギャルゲーに拒否反応が無い方にはオススメの1本です。
今ならかなり安いですしね。

【4週クリアー：春香、美希×2、伊織】

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