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俺の屍を越えてゆけ PSP


タイトル
タイトル画面(クリックで画像拡大します)

PSで発売されたRPGをPSPでリメイク。
PS版は未プレイなので、比較はできません。

キャラが短命で、どんどんと代替わりしていくのが特徴で、交配して次世代のキャラを育てて、一族の能力を底上げしていきます。

簡単にいえばダビスタとRPGの融合ですね。
競走馬だと、デビューから2〜3年で引退ですが、こちらは更に短くて、長くて2年程度しかありません。
その中で自分を強化しつつ、次世代を育成する必要があり、限られた時間をどのように使うかといった、マネジメント的な要素もあります。
ダンジョン内でも時間が経過していくので、寿命と時間制限のバランスが絶妙ですね。実に良く出来ていると思います。

拠点 戦闘
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難易度がいつでも変更できるのもありがたいです。
最初は普通の難易度で始めましたが、途中で易しいに変更しました。
明確なストーリー描写は少なく、断片的に情報が与えられる形で、交配とダンジョン攻略を繰り返すストイックな作業になりがちなので、そのままだとかなり時間が掛かっていたと思います。
途中で飽きてしまっては、制作者もユーザーもお互い不幸ですからね。
非常に良いシステムだと思います。
ちなみに、難易度を下げましたが、ボス敵は強くてやり応えがあります。ラスボスを倒した時はかなり達成感がありましたね。クリア後のボスは無理でした…。

最期の台詞
最期の台詞。(クリックで画像拡大します)

また、雰囲気もとても良いです。
平安時代の京の都が舞台でグラフィックに味がありますし、ムービーはなかなか衝撃的です。
それと、代替わりに関する様々な演出が良いですね。
寿命が来た時に年表が出て、今際の際に最初で最後の台詞を喋ったり、親子間で奥義を引き継いだり、親より子が先に死んだ時に親が身代わりになったり。
ストーリー性が強くない分、一族の物語を想像しやすくなっています。
寿命が短いけどそれぞれに思い入れがあって、「思いを引き継いでいる」と感じさせてくれます。

独特なシステムですが、練り込まれていて、良く出来ています。
そういった意味でも日本らしいゲームといえると思います。
RPG好きの方には是非オススメ。

【ゲームクリアー:難易度あっさり】

バーンとォ!!
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