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『空の軌跡』シリーズの続編RPG。
主人公や舞台は変わっていますが、話は続きなので、シリーズを遊んでいないと思わせぶりな台詞や、重要そうに登場するキャラにイラッと来るかも知れません。
で、『空の軌跡』から見た目にあまり進化していません。
システムもほぼ使い回しなので、前作までの評価が今作にもほぼそのまま当てはまります。
シリーズが好きな人は楽しめるでしょうし、合わない人はやはり合わないでしょう。
話も続いているので、ここから始めるのもオススメできません。
さて、今作は警察官が主人公なので、赴任した大きな街を拠点に、近隣の村や施設等を行き来してイベントをこなしていきます。
拠点となる街はかなり広いですが、同じ所をグルグル回るだけなので、ゲームの舞台は狭く、冒険する感じはありません。
警察官なので、事件や依頼をこなすことでゲームが進行していきますが、このイベントはお使い的な内容が殆どです。
しかも全て時限付きで、作業感が満載だったり、普通に進めると見逃すイベントが多すぎるのも、このシリーズおなじみです。
ただ、裏を返せば、それだけ豊富なイベントやテキストが用意されているという事です。
特に、台詞に変化のないNPCはいないんじゃないかと思うほど、テキストの豊富さには脱帽です。
やはりこの点がシリーズの魅力なんだろうと思います。
前述の通り、話は続き物ですが、その割にあまり進展、広がりが無いのが物足りなく、今作の謎も中途半端なままなのが残念でした。
まあ、このシリーズはそうやって先延ばしにしながら続けていくんでしょうね。
最後になりましたが、音楽はいい感じでした。
これもシリーズ共通していますね。
【ゲームクリアー】