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人気アクションアドベンチャーの3作目。今回はアナログスティックで操作可能になり、より快適にバッサリ感を得ることが出来ます。
続き物ということで、少なくとも「1」をやっておいた方が楽しめますが、まあ、ストーリーは特にこれといった物でも無いので、初めてでも大丈夫でしょう。
注目の主人公は金城武とジャン・レノのダブル主演となり、金城の声もかなりましになっています。制作発表での2人がバッサバッサとなで斬る映像に、「うぉぉ、早くやってみたい」と興奮したのを覚えています。
3作目はこのダブル主演が一番の売りですが、扱う武器が、金城武がノーマルであるのに対して、ジャン・レノは若干クセがあって、当たり前ですが違いがあります。
映像で見て興奮したジャン・レノのムチは、ちょっと使い勝手が悪くてあまり使いませんでした…。
さて、シリーズ3作目ともなると、ちょっと新鮮味に欠けてしまうのは否めません。
個人的に鬼武者2から続けて遊んだのですが、ダブル主演くらいかなぁ、と言う気がします。
シリーズ通じて敵キャラが大体同じなのもその印象を強くしてしまいますね。飛んだり跳ねたりするアクションゲームじゃなくて、とにかく敵を斬るゲームですので。
ただ、今回は敵がわらわらと出まくる場面も多いので、バッサリ感は一番かも。
ゲームとしては非常に良く出来ていて、何と言ってもバッサリ感が快感ですし、苦手な人への調整もあって、クリア後の特典もたっぷりで十分なボリュームです。パズル宝箱もボリュームアップした気がしますが…。
相変わらずグラフィックの質が高く、特にオープニングムービーには見入ってしまいます。なぜか、車で脱出するときだけしょぼいムービーなんですが…。
発売時期が「戦国無双」と重なったこともあり、期待ほどのセールスには至りませんでしたが、結構安くなっていると思いますし、お勧めしたい1本です。
【難易度易しい:クリアー】