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格闘アクション 1992年6月10日発売 カプコン
アーケード版が爆発的な人気を博した作品のスーファミ移植作で、格闘ゲームブームの火付け役。
思えばこのゲームが登場してから1~2年くらいはネコも杓子も格闘ゲームといった感じで、まさに格闘ゲーム乱立時代でした。(私のようなヘタッピ君には辛い時期でした(苦笑))
そういった意味では、業界に与えた影響は物凄いものがあったと思います。
ちなみに、私はアーケードのことは全く判らない人なので、以下スーファミ版に限って書いていきたいと思います。
私の中で「ストII」以前の格闘ゲームといえば、「アーバンチャンピオン」「イーアルカンフー」のような単調なもので(ちょっといくらなんでも古過ぎかも…)、アクションといえば、「マリオ」や「魔界村」といった横スクロールのものが主でした。
で、そんな中に突如として現れたこのゲームの魅力は、「技」・「操作」だと思います。昇竜拳とか波動拳とか、普通あんなのいきなり出来ません(よね?)。
こうしたテクニック・鍛錬が必要な技をこれでもかと詰め込んで、連続攻撃や一瞬の無敵状態など、やり込めばやり込むほどにゲームの懐の深さを体験する事が出来ます。
ユーザーに媚びたりせず、「楽しみたかったら、それなりに腕を磨け」といった硬派なスタンスが多くのファンの心を掻き立てたんだと思います。
それに、上達の度合いがハッキリと分かるのも嬉しいものです。
また、キャラクターの設定などもしっかりとしており、2度映画化されるほど魅力的なものでした。
P.S. 私、一回だけゲーセンで「ストII」やったことあるんですが、あのスティックの操作がイマイチ出来ませんで、昇竜拳が出せなかったです。何度やっても波動拳に。(そういえば昇竜拳って、「歩きながら波動拳」って教わりませんでした??)
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