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アドベンチャー 1992年3月7日発売 チュンソフト
画面に挿絵とひたすらにテキストが表示され、選択肢を選びながら物語を読み進めていく「サウンドノベル」第一弾。
後に映画化もされています。チュンソフトが自社レーベルで販売した初タイトルでもあります。
ホラー的な内容で、効果音が特に有効に使われており、プレイヤーをドキッとさせてくれます。まさに「サウンド」ノベルといった所です。
従来のアドベンチャーゲームと違い、選択肢によって物語そのものが大きく変化するのが特徴です。ですから、一度エンディングを見ても、まだまだ多くの物語が残されており、「何度も遊べるアドベンチャーゲーム」というのはなかなか画期的なものでした。
何度も読むことを前提として作られており、導入部分から少し話に変化があったり、以前より選択肢が増えたり、その他細かな変更点があったりします。それに細かい笑いも多く、ホラーの中にもホッとできる場面があるのもいい感じです。
ただ、推理ゲームのように、考えるということが殆ど(全く?)無く、ひたすら読み進める作りになっていますので、あまりゲームをしているという感覚ではないかもしれません。
ですから、物語が気に入るかどうかが、この作品の評価の(殆ど)全てになってくるかと思います。
個人的には、こうしたホラー物に接することがありませんでしたので、突拍子も無い話の展開は、なかなか刺激的で面白かったです。結構怖かったですけど。
ちなみに、やはりピンクのしおりにはなりませんでした。ううむ…。
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