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フロントミッションシリーズ ガンハザード

アクション      1996年2月23日発売   スクウェア


「フロントミッション」の世界観を使用した、横スクロールのアクションゲームです。プレイヤーはヴァンツァーと呼ばれるロボットに乗って敵を倒していきます。

敵を倒して経験値やお金を獲得し、レベルアップやロボットの装備を強化していくRPG的要素もあります。装備する武器によって攻撃方法が全く異なるので、ロボットに何を装備させるかという楽しみも大きいです。

もう一つRPG的な要素として、ゲームを進めていく内に仲間が加わっていき、一緒に戦ってくれます。「聖剣伝説2」では、仲間が障害物に引っ掛かって、思うように先に進めないという事がありましたが、このゲームではそんなことはなく、結構役に立ってくれます。
また、1つ面が進む毎に、主人公と仲間達の会話があります。これによって彼等の性格が良く判りますし、一人ひとりの性格付けがハッキリとされているので、会話がとても楽しいものになっています。
更に、仲間ごとに乗っているロボットが異なり(中には乗ってない人もいます)攻撃・行動が異なるので、誰を連れて行こうか迷ったりするのが楽しいです(一緒に戦ってくれるのは一人です)。エンディングでキャラクターのその後を紹介してくれるのも良いですね。

また、このゲームは、スクウェアらしさがよく出た物だと思います。
まずはグラフィックの美しさが挙げられます。特に背景が美しい物が多く、その中でも、夕日の背景で、キャラクターが太陽に重なると画面が少し暗くなるのには、ちょっぴり感動してしまいました。
さすが、ゲーム界の読売巨人軍と呼ばれる?スクウェアさん。このゲームもそうした移籍組が大活躍しているようです。
次に、キャラクターに天野喜孝さんを起用している点です。そのため?ストーリーに登場してくる人物がほとんど悪人面をしています。これによって、人相でその人物が善人か悪人か判断できないので、ストーリーが読み辛くなって、よりスリリングにゲームを楽しむ事ができます。

最後に、このゲームの難易度は高くありません。誰でもクリアできると思いますので、人によっては物足りないと感じるかもしれませんね。


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