>>SFC DATA
RPG 1995年2月25日発売 徳間書店インターメディア
生きる為に男として育てられた女性剣闘士が主人公のRPG。
武器を3つまで装備でき、種類によって使用できる技が違うのが特徴的ですが、全体的にオーソドックスでサクサク進みますね。ダッシュ移動も出来るし。
戦闘はFFのアクティブタイムバトルの様なリアルタイム制で、技を出すまで待ち時間があるところもFFと同じです。
で、このゲームの一番のウリはストーリーでしょう。
敵側の様子をとても細かく描いています。
主人公は敵に追われる展開になるのですが、敵が都合よく主人公たちの先回りをするのではなく、きちんと情報収集して立ちはだかるとことが良いですね。
さらに、情報がないと、焦ったり混乱したりする所がリアリティがあって良いです。
ここまで敵の様子を細かに描いてくれるゲームは少ないですね。
難点を挙げるとすると、展開上、主人公が目を負傷している時期がありますが、その間ずっとフィールド上で盲目状態のエフェクトが続くのはどうかと…。
目がチカチカして辛いです。このままじゃVCで配信出来ませんね…。(そもそも需要が無いとか言わないで…!)
ちょっとここは何とかして欲しかったです。(隊列の先頭キャラを入れ替えると防げるとの情報を頂きました。失礼しました。)
他にも、戦闘でミスが多かったり、メニュー画面の使い勝手がイマイチだったり、ちょこちょこ気になる部分が散見されるのが正直なところです。
全体的には「ギリギリ及第点かな~」という感じでしょうか。
十数時間で終わるので、RPG好きの方ならプレイしてみても良いかと思います。
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