RPG 1993年6月4日発売 エポック社
■所持金を増やす
英雄伝説の2作目です。
前作から十数年後の物語で、主人公も前作の主人公の息子がそうです。
グラフィックや音楽的には大きな変化は見られませんが、結構色んなとこで変わってます。
RPGのシステムとして大きな変化は、魔法がMPでなく「カプセル」制になったこと。
1人7つまで魔法が持てて、それぞれ1回ずつしか使えません。
が、使っても戦闘時以外で待っていれば回復して、満タンになるとまた使える、というものです。
最初はどうかなと思ったけど、呪文のダメージや、ボスの強さなど、バランスがわりとしっかりとれてて、このシステムにも慣れると思います。
前作が簡単だったこともあって今回は、ボスやラスボスとの戦闘難度が上がってます。
ただザコ敵との戦闘が面倒なんですよね。
こっちのレベルも上がりにくいし、レベルが上がると敵の経験値が減るらしく、イベント進める時のレベルが限られてくるような感じがします。
戦闘でイイところは敵の行動パターン。
ただ単に通常攻撃と魔法だけ、とかじゃなくて、敵ごとに色んな事してきます。
ちょこざいマネだったり、ただ面白いだけの行動だったり。
それとオートバトルの設定。
結構賢い行動取ります。
シナリオは戦闘に時間をかけるようになっているため、内容のボリューム不足を感じました。
でも、個人的に内容は前作より好み。
前作やってからやった方がいいと思いますが。
それでは。
65点 : ストレスだらけの問題作
1から少し後の物語。1はEASYだったが、2はHARD。
最大の特徴は魔法。既定路線のMP制ではなく、7枠のカプセル制にしている。最初は戸惑うが、慣れれば独特で面白い。局面により魔法を編成するのも楽しいが、逆にこれを不自由で面倒と思う人もいるだろう。
難易度は普通にプレイするとかなり難しい。ザコが異常なまでに強く、頻繁に回復もしてくる為、1戦1戦がウンザリするほど長い。得られる経験値も少なく、なかなかパーティが成長しない。苦労してやっと楽に倒せるようになってきたかと思えば、弱くなった敵からは経験値を得られなくなるという鬼仕様。思わず投げ出したくなるが、序盤に大金をGET出来るチート裏ワザがあるので、それを使えば前半は無双出来る。
操作性は1のものをさらに良くしているので快適。最初は1を焼き直しただけ?と思ったが、それなりに+αされていたので楽しめた。
とにかくストレスの溜まるゲームなので、プレイするには忍耐力が必要。