アクション 1993年7月23日発売 東芝EMI
パスワード | ステージ | 時代 | パスワード | ステージ | 時代 |
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BACK | 0-1 | 現在 | JACK | 4-1 | 現在 |
OPEN | 1-1 | 未来 | QEEN | 4-2 | 現在 |
☆BOSS | 1-2 | 未来 | KING | 4-3 | 現在 |
HEAD | 2-1 | 未来 | ☆BEAR | 4-4 | 現在 |
☆FROG | 2-2 | 未来 | PINK | 5-1 | 過去 |
IRON | 3-1 | 現在 | EYES | 5-2 | 過去 |
BUST | 3-2 | 現在 | ROCK | 5-3 | 過去 |
☆WOLF | 3-3 | 現在 | ☆ZERO | 5-4 | 過去 |
BLUE | 3-4 | 現在 | WINK | 6-1 | 過去 |
☆LION | 3-5 | 現在 | ☆BIFF | 6-2 | 過去 |
☆のパスワードを使うと、ボス戦になります。(情報提供者:ピカチュウさん)
レビュー
スピルバーグ制作の大ヒット映画のゲーム化
タイムマシンデロリアンに乗り、過去や未来へ行き、宿敵ビフから年鑑をとりもどし、1985年を元の世界に戻すのだ!
映画に出てきたホバーボードに乗りカッコいいアクションを決め敵をぶっ倒す!
音楽は、映画と同じ音楽が鳴るのですが、肝心のゲーム内容が・・・
キャラクターはかわいいのでコレクターズアイテムとしていかがでしょう・・・か?
東芝EMIが開発したこのソフト、発売は映画三部作が完結した後の1993年で、なぜかパート1もパート3もなく,2しか出ていない。
映画作品のBack to the futuerはいまやSF映画の最高傑作として広く認められ、世代を越えてその人気を不動のものにしています。
だけどこっちの中身は当時雨後のタケノコのごとく粗製濫造されていた2Dアクションゲームですが、同映画作品の名を騙り原作の雰囲気を中途半端に取り込んだだけあってとんでもない紛い物でした。
一部にはそれ以前に発売されていたBack to the futuerのタイトルを騙った全く意味不明なビデオゲームソフトと比較して音楽や主人公(間違ってもマーティとは呼びたくない)が似ているというだけでマシに扱われている記事も目にするのですが、中身はクソゲーを通り越して完全にサイコです。
なぜこんなソフトが作られるのに予算がつき開発チームが結成されたのか、莫大な版権料も支払ったんでしょうがこんなもので利益が取れるとでも思ったか、そもそも採算など取る気だったのか。デザイナーの目玉が腐っているんじゃないかと思うほどの気色の悪いキャラデザイン、映画の筋書きを一体何人が理解していたのかというほどのスカスカなストーリー展開、いや、それ以前に開発中止を訴える良識ある大人がなぜいなかったのか不思議でなりません。
映画に関心が無ければ目もくれずスルーしてしまっていたところですが、不幸にもBack to the futuerシリーズを愛していたためにこのカセットに目が止まってしまいました。痛恨の極みです。
せめてCD-ROM媒体なら鳥よけくらいになっていたのにと思いました。
このようなゲームが開発されるに至った経緯に余りにも深い闇と謎を感じます。
私はこのソフトに210円も払ってしまいました(泣)
最後に登場キャラに文句をいうなら「こっち見んな。」
(…まぁこんなモノはどうでもいいけど、事実上の第四作とも評されているTelltale GamesのBack to the futuer the gameが早く日本語版で配信されて欲しいですね(笑))