レース 1995年2月24日発売 ビスコ
グループA時代のWRCを舞台にしたラリーゲームです。
画面は見下ろし型。
中心となるのはWRC GAMEで全8ラウンド20ステージで争います。
ゲーム難易度は3段階で、1と2では最高速度が押さえられているため物足りない人もいると思います。筆者はレベル2で少し練習してからすぐ3にしました。
操作に慣れればレベル3で走るのが楽しくなると思います。
操作系はハンドルとアクセル、ブレーキ(踏みっ放しでバック)のみで、変速はオートマチックです。
WRC及びタイムアタックでは5台のマシンの中から選択することになります。
(ノービスモードはセッティングの異なる3台のスバルヴィヴィオのみ)
☆トヨタセリカGT―FOUR・RC
エンジンパワーにものを言わせて直線が速く、コーナリングスピードも高いですがボディが大きいこともありどちらかと言えば上級者向きです。
☆スバルインプレッサ555
コーナリング性能は恐らく一番です。
しかし低速トルクの細さから低速からのリカバリーは若干遅れがちです。
☆三菱ランサーエボリューションII
加速性能はダントツですが、ハンドリングが重くコーナリングのラインをうまく取ってやる必要があります。
☆ランチアデルタHFインテグラーレ
すべての面でバランスよく性能が発揮されています。バランスが良過ぎてタイムを出すのにはかえって苦労するかも知れません(笑)
☆フォードエスコートRSコスワース
(このマシンのみライセンスが取れなかったのか、TORDエコーストRSコスロースという名前になっていますが)
初心者向け、のはずですが走ってみると意外に高タイムを連発します。
筆者はセリカとエスコートをよく使います。
☆WRC GAME
各ラウンド総合6位に入らないとゲームオーバーとなります。
また各ステージにはターゲットタイムがあります。
ROUND1:オーストラリア
LEG1→55秒
LEG2→54秒
ROUND2:スウェーデン
LEG1→45秒
LEG2→54秒
SSS→1分24秒
ROUND3:サファリ
LEG1→1分05秒
LEG2→1分15秒
ROUND4:RAC
LEG1→46秒
LEG2→48秒
ROUND5:ツールドコルス
LEG1→1分13秒
LEG2→55秒
SSS→1分05秒
ROUND6:アクロポリス
LEG1→53秒
LEG2→53秒
ROUND7:1000湖
LEG1→48秒
LEG2→50秒
SSS→1分07秒
ROUND8:モンテカルロ
LEG1→43秒
LEG2→1分04秒
LEG3→39秒
総合6位以内に入るにはこのターゲットタイムを最低限クリアしなければなりません。
☆攻略ポイント
コーナリング時にアクセルボタンをポンポンと2回たたくとドリフトします。
非常に簡単です。その時十字キーの押し具合によって流れ方が変わるので、コーナーに合わせてうまく調整してください。
ショートカットできる場所が所々ありますが、タイムロスになる場所もあるので注意しましょう。
ジャンピングスポットはコーナー直前にあるなど罠的な物もあるので、手前からドリフトしながら飛んだり、ジャンプ台の無いところを走るなどして対処します。
レベル3だと最高速度が230~240km/h程になりますが、あまり高速で木や橋の欄干などにぶつかると大クラッシュを起こしてスタートからやり直しになります。
単純にやり直しになるだけなのが親切な所かも知れませんね(笑)
また、スーパースペシャルステージ(SSS)意外でもステージ中に敵車が出て来る場合があり、この敵車にも高速でぶつかると大クラッシュを起こしてスタートからやり直しになります。
特にツールドコルスが危険です。