アクション 1993年9月3日発売 トンキンハウス
日本での知名度は無きに等しいが、開発元のファクター5を擁するドイツ(現在はアメリカに移籍)を中心とした欧米諸国では専門のファンサイトができるほどの人気作で、この「スーパータリカン」はそれまでに製作されたパソコン版タリカンの集大成的な位置づけとなっている。
プレイヤーの武器は、アイテムで切り替え可能な3種類のショットと「魂斗羅スピリッツ」のボムにあたる回数制限アリの特殊攻撃、360°に攻撃可能なフリーズビームや、転がりながら地雷を敷設する(!)ローリング攻撃があり、これらを駆使して全6ステージを攻略していく。
ゲームシステムとしては特に目新しさは感じられないが、外国のゲームにしては比較的易しめの難易度で「悪魔城ドラキュラ」や「超魔界村」などに比べて攻略パターンの構築の必要性は低く、テンポ良くゲームを進める事ができる。
この後海外では続編の「スーパータリカン2」が1994年に発売されており、ワイヤーを使ったアクションや2D&3D視点のシューティングシーンが楽しめるなど、前作に比べて大幅にパワーアップしているが、残念ながら日本で発売されることはなかった。