RPG 1994年7月8日発売 エニックス
レビューさせていただきます。SFCのRPGです。
1人暮らしを始めた発明家の卵である主人公が、ティアトロンという不思議な石をめぐって悪の(?)組織ハッカーとの事件に巻き込まれていくというお話です。
主人公は発明家なので、色々なアイテムを発明してストーリーを進めて行きます。ネズミに変身する道具を発明して抜け穴を通ったり、コンピューターに侵入するアイテムを発明してプログラムを破壊する・・・などなど。戦闘は発明したロボットに行わせます。格好良くはないのですが、ストーリーを進めていくと結構愛情がわいてきます。
ストーリーは全体的にコミカルで明るい雰囲気なのですが、エンディングではちょっとセンチな終わり方をしていて印象深かったです。壮大さや派手さ、カッコよさには欠けるためか、クインテット作品(天地創造やガイア幻想記、ソウルブレイダーなど)の中ではどうも人気がないようですが、本作も他作品にひけをとらない、細かい所まで作りこまれている良作です。中盤からのバランスはキツめですが・・・。
管理人さんは家に入る前のチャイムが気に入っているらしいですが、実は押した後に家に入らず、別の場所に行こうとすると家から人が出てきてキョロキョロすることがあります(笑)。ピンポンダッシュですね。こういうサブネタが多いところも面白いと思います。