アクション 1994年6月24日発売 BPS
今ではアクアリウムも扱っているとかいう噂のジャレコのゲーム。
主人公はアラン・グラントで、たった一人で恐竜島から抜け出すことが主な目的となっている。
このゲームで特徴的といえるのは、「屋外だとTPS、屋内だとFPSに視点が切り替わる」ということである。いちおうマウスにも対応している。ただ、屋内に関してであるが、敵の動きなどはずいぶんもっさりしており、「マウスですぐにでも照準をあわせて撃つ」ことを要求される場面はほぼ皆無であるのでぶっちゃけた話、必要ない。
屋外での特徴的な場面といえば、「コンプソグナータス」「パキケファロサウルス」という、映画にはいっさい出てきてこない恐竜が現れる。(原作である小説に出てきたかどうかは知らない。)このゲームをしていた当時の子供たちは、数年後に公開された映画「ジュラシックパーク ロストワールド」で「コンプソグナータス」「パキケファロサウルス」と再開することになる。
主な敵は「ヴェロキラプトル(通称ラプトル)」である。よく動き、かつ背後を急襲されたりはさみ撃ちにされたりするとそこそこうざったい。
ごくまれにティラノサウルスに遭遇し、通常兵器では役に立たないことに最初は嘆くかもしれないがが、麻酔銃で動きを鈍らせることができる(どのみち倒せないが)。この「麻酔銃でティラノサウルスを眠らせるシーン」、映画「ロストワールド」に出てきており、むしろロストワールド見た後のほうがニヤニヤできる仕様ではないかと考えられる。