RPG 1994年7月15日発売 ビクターエンタテインメント
サンサーラ・ナーガ2、RPGです。
「龍使い」にとって絶対であるギルドを裏切り、龍苑を出て行ったというアムリタ。
それを追っかける役目を命じられたのが龍使いの見習いである主人公(男か女、選択可)と、パートナーの言葉を話す白龍。
シナリオは単純だけど面白い。八つの世界を順に旅するんですが、ストーリー上、先の階層に進むと戻れなかったのが残念。
戦闘では結構 龍が喋ります。
「ご主人様、何かいますよ。くらわしますか?」から大抵戦闘突入です。
普通のターン制バトルですが、攻撃時の太刀筋が無く、音だけだったってのが惜しかったですかね。
グラフィックも当時にしてはあんまり…という感じ。
音楽は割りと好きですが。
主人公がやられると残りの龍達が元気でもゲームオーバーなため、敵は弱めで、少々難易度は低いです。
世界はなかなかいい感じ。各地に散らばる店「はらたま」や、村の人たちから情報を得て先に進むのが楽しい。
途中、白龍は「赤、青、緑」のうち2色の子龍を産むんですが、選択可能です。直接攻撃、防御が高い「青」を組み込むのをオススメします。
にしても、ゲーム中アイテム、マントラ(魔法にあたる)、龍のブレス攻撃等の説明が全く無いのが辛かったです。
使ってみても分からない、っての多いですから…。
「ラサの水」ってエンカウントを無くす道具みたいです。
逃げまくってた時期もあったのに、気づいたのはクリア後でした…
大筋のストーリーがなかなか進まず、中盤疲れてダレるかもしれませんが、是非最後までやってみて、サンサーラ(輪廻転生)というタイトルの所以を確かめてみてください。