RPG 1992年10月30日発売 トンキンハウス
サイバーナイト、RPGです。
戦艦「ソード・フィッシュ」は宇宙海賊に襲われたため、やむを得ずジャンプを行うと、そこは地球から遥か遠くの未知の世界であった。
海賊の被害から生き残ったメンバーのうち、モジュール(ロボット)で戦う訓練を受けているのはキャプテン代理の主人公を含めわずか6人。
果たして地球へ戻る方法は見つかるのか…? と・ゆーお話。
戦闘は3体のモジュールを6×6マスの中で移動させて戦うというもの。
これは別にいいんですが…隣接した敵には「格闘」、離れた敵には「射撃」タイプの武器でないと攻撃不可能なため、ターンの初めに敵の動きを予測して行動を決定しないと「攻撃できない!」とか言われてしまうのは困った。
しかし、敵の残骸から「ネオパーツ」を見つけてそれを解析し、モジュールの性能を上げたり武器を開発したりするのは楽しいですし、キャラクターのレベルを上げてもボス戦の難易度が大きく下がることは無いっていうのはイイとこだと思います。
それほど深いシナリオでは無いんですが、最終的に一応まとめてあるンで、まあまあよく出来てると思いましたし。
6種類のモジュールは持てる武器や性能が違うんですけど、戦闘では「手持ち武器で攻撃」「オプション武器で攻撃」、または「フィールド兵器で敵の攻撃を妨害」しか出来ないのは皆同じで、回復や支援の効果のある行動が取れないのが残念でした。
戦闘では前述のような煩わしさがあるため、ネオパーツを見つけることや敵によって有効な武器のタイプを見つけて、手持ち武器を持ち替えて戦ったりすることを良いと思わないと、このゲームの評価はすごく悪くなるでしょう。
個人的には結構楽しめましたけど。
艦内のBGMがお気に入り。