RPG 1994年8月27日発売 任天堂
仲間達とのワクハラ冒険、レベルアップ、沢山のアイテム、強大な悪の組織、幾つもの試練・・
ありがちなRPGの定番的要素・・・。
(目を細めながら・・)自分が純粋無垢だった子供の頃の思い出、、、秘密基地で遊んだ事
無駄な知識の蓄積、ガラクタばかりのオモチャ箱、恐かった近所のおじさん、押さえ切れない好奇心・・
日常が冒険の日々だったあの頃・・・。
誤解を恐れずに言うと このゲームにRPGとして斬新な部分は一切ありません!!
何故ならば どんな目新しいシステムを導入していたとしても物語自身が勝ってしまうからです
子供だった頃の自分を ふと思い出させてくれる物語。自分をやさしくしてくれるキャラ達
非現実的世界を ギリギリのところで現実だった子供の頃の自分に引き戻してくれる不思議な魅力をMOTHER2は持っています。逆に 今の自分に残っている良い意味での子供の部分を引き出してくれているのかもしれません
このゲームを語るに 敢えてあらすじは不要だと私は感じるのです
カレーの定番材料である ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、お肉、カレー粉を鍋で煮込んだら・・・中から昔良く遊んだ傷だらけのビー玉が出てきた!?
そんなゲーム 一度プレイしてみませんか?いや、するべし。ってかするべき!
お気に入り作品の一つです。
ベタな内容ですが、たまに頭を使う場面も出てくるなど、楽しめました。
ダンジョンをクリアする毎に奏でられる音とセリフ?はなかなかの見所。
ラストはそれらが固めて出され、感動的な魅せ場になります。
ごく普通の少年が旅する、至って普通?の内容ですが、クライマックスは最初は小さいであろう、生命の大きさを余韻に残してくれる作品です。
行く先々で現れる写真屋さんもなかなか良い味ではないでしょうか。
Lv上げを必要に迫られる事はさほど無く、敵も見えているので避ける事が可。
主人公のママは薄情な人だという印象ですが、そこも面白さの一つです。
優しい気持ちになりたい方にお勧めしたい作品です。