アクション 1992年2月28日発売 コナミ
コナミのガンシューティングアクションゲームのSFC版。
全6ステージで構成され、その内4ステージは横に進むの従来のアクション。
残り2ステージは上空から見下ろした視点でのアクションになる。
システム的にはSNKのメタルスラッグとほぼ同じ。
銃は二つ持っていて、それぞれパワーアップアイテムを取ると銃火器の能力を変更させられる。種類も豊富で
ミサイル、ホーミング弾、レーザー等様々。
他にも一定時間無敵になるバリアや画面全体を攻撃するボムなどもある。
難易度はなかなか上手く作りこまれている。初回プレイは苦戦を強いられるが、慣れてくるとサクサク進めるようになり、その辺りのゲームバランスが素晴らしい。
また各ステージでの演出もスリルがありハラハラさせてくれる。
スタローン主演映画のランボーのような印象も受けた。
ただ上空から見下ろす視点のステージは目が回る。
このステージは一定の敵を倒すだけと言う単純な目的なため、派手さもなく地味なのが残念だった。
撃って倒すことが単純に痛快、この一言に尽きる。
独立前のトレジャー関係者がコナミに所属していたときのゲームで、当時ボタンが倍以上増えたスーファミのゲームパッドを余すところなく有効利用した縦横無尽な戦略も可能。
裏技を使えば残機を30にできたり面セレも可能で、難易度変更によるバランス調整やマルチエンドも絶妙。
アイテムやステージが多様であり、途中でダレることはなく、2人同時プレイも可能であり接待用アクションゲームの定番。
オプションでは、プレイヤーの残機数( 3.5.7)、難易度( 簡単.普通.難しい )の項目が設定可能です。※ボタン配置の変更は行えません。
コンティニュー回数に限度はありませんので何度でもチャレンジ出来ます。
一人プレイ専用モードの他に、
2PLAYERS A:二人協力プレイです。
トップビューステージで1Pと2Pが二分割の画面でプレイすることができます。
2PLAYERS B:同じく二人協力プレイですが、こちらはトップビューステージにおいて、1Pと2Pが同じ画面でプレイすることとなります。
二人同時プレイでの同士討ち等はありません。
スタート開始状態から上下左右に加え、斜め方向、しゃがんで銃撃、乱れ撃ちが行えます。
様々な武器アイテムあり、ボムの概念あり、バリアアイテムあり、乗り物もあったり。
ゲーム中の演出、ギミック等…非常に楽しませてもらえます。
トップビューステージは、このシステムだけで一本のソフトが出来るんじゃないだろうかとさえ思います。それを一つのゲームに組み込んできたのは恐れ入ります。
ただ、トップビューステージは いきなり独特な操作性になります。自機を移動させるにもステージを回転させながら行動しなくてはならないので。※左方向へ進みたい場合、自機を左に動かすのではなく画面をLRボタンで回転させ 方向を合わせて道中を進んで行きます。
さすがに処理落ちも発生する場面がありますが、それほど頻繁でもなく激しいものでは無いと思うので 全体的なテンポは快適です。
とにかくミス多発ですが…それでもまた遊んでしまう中毒性が名作たるところでしょうか。