アクション 1994年6月17日発売 ナツメ
SFC版奇々怪界の2作目。
鬼族にさらわれたかぐや姫を救うため、小夜ちゃんと仲間たちが冒険します。
システム面では、オプションキャラと一緒に戦うという新要素が取り入れられています。
1Pが小夜ちゃんを操作し、CPUがオプションキャラを動かします。オプションキャラはオートで援護攻撃をしてくれる他、小夜ちゃんと合体することで各キャラ固有の特殊能力を発動できます。
この合体によって、道を切り開いたり、隠されたアイテムを見つけたりすることができます。
また、オプションキャラを投げつけて回避攻撃ができるなど、オプションキャラを使いこなせるかどうかが鍵となります。
(二人同時プレイでは2P側がオプションキャラの担当)
前作「謎の黒マント」に比べると、正直言ってイマイチでした。
オプションキャラが思うように動いてくれないのでけっこうイライラするし、回避行動のオプションアタックも使うのが難しい。
敵を倒してお金を稼ぎ、道具屋でアイテムを買うシステムのおかげでアクションRPGに近い感覚で、アクションゲームとしては弱冠テンポが遅く感じます。他にも、前作に比べて画面中のグラフィックが粗いことや、難易度が低くてあまり歯ごたえがなかったことなど、残念な部分が多かったです。
難易度に関しては、アクションゲーム初心者にはちょうどいいかな、ってあんばいです。各ステージごとのパスワードで好きな面から再開できるし。
本腰を入れて挑むなら「謎黒」、気軽に遊ぶなら「月夜」かな☆