格闘アクション 1993年11月26日発売 タカラ
タカラの粗製ネオジオ移植シリーズのひとつ。
私は餓狼シリーズが大好きでSFCで餓狼2ができると喜び胸がおどりながらこのソフトを購入した。
そして愕然とした・・・
グラフィックが悪い、音が悪い、オリジナルの操作感がまるでない
・・・ク○ゲーじゃん・・・だまされた・・・
100メガ以上のデータを16メガに縮小したのだからしかたないといえばしかたないが、せめてゲーム性だけは遜色なく移植して欲しいものである。
ストIIシリーズはあれだけの移植度を誇るのに、餓狼シリーズはこんなのばかり。カプコンとタカラの実力の差が歴然である。
そもそもタカラはカプコンと違いユーザーに対して愛情がなさすぎる。
あるのは薄汚い金欲だけ。はっきり言って詐○同然だ。
そのひどさを堪能するためにプレイする価値はあるかもしれない。
前作よりは相当ましになったといえるがやはりタカラであった。しかし不思議にもこのゲームにはあまり不満を感じた記憶が少ない。第一作目でマヒしていたためであろうか。これもタカラの伝説。
最強のネ申ゲー
それがタカラ飢狼伝説2
なぜか昇龍弾を出すとボイスが「くぅ~はだんっ」
空破弾を出すと「しょうりゅうだん!」になっている。
これはビックリ!
見事に逆ですw
噂によれば当時のSNKがタカラさんに間違った資料を渡してしまったのが始まりとかなんとか…
タカラはやってくれる、本当にやってくれる
私はアーケードのゲームはやらないのですが、SFCで「ストII」が出たのをきっかけに格ゲーにハマり、(アーケードではやらないものの)SFCで発売された格ゲーはいろいろとやっていました。
で、この作品のその当時の私の評価を言うと、
『「ストIIシリーズ」には負けるものの、それに次ぐ十分面白い作品』
となります。
移植作である以上オリジナルと比べられるのは当然でしょうし、「その違いが許せない」という意見が出るのもおかしくないでしょう。
ただ、そういう意見ばかりではなく、こういう意見もあるということです。
2010年3月6日、記
66点:優しい目で見れば、それなりに遊べるのかも
SFC版の餓狼伝説2。アーケード版と比べてしまうとクオリティはだいぶ落ちる。カプコンのスト2神移植と比べると全然及ばない。でも結構頑張って移植していると思う。
12キャラ全員いて、グラフィックも出来るだけ原作に近づけているので、雰囲気は充分感じられる。技の判定や性能などは、疑問を感じる所もあるが、SFC版なので仕方ない。音楽は相変わらずボロボロだが、容量の問題と割り切るのが正解だろう。
原作が1から超進化していて、グラフィックが一新、4ボタン制になり、ライン移動が自由、キャンセルが可能、超必殺技と避け攻撃が追加、魅力的なキャラも増え、遊びの幅が格段に拡がっている。連続技は存在しないので、格ゲー初心者がワイワイ遊ぶのに丁度良いかも。
ただ、次作の餓狼伝説スペシャルの方がキャラも多く、全てのクオリティが上なので、2を買うよりもガロスペを買う方が断然オススメ。コレクターでもなければ2を買う意味は皆無かも知れない。