シューティング作成 1994年9月20日発売 アテナ
シューティングゲームを作るゲーム、「デザエモン」のスーパーファミコンバージョンです。
タイトルのとおり、自機、タイトル、背景、敵キャラ、アイテムなどを全て自分で描くことが出来ます。
そして敵を配置し、音楽を作って遊ぶ…と、かなりオリジナルなゲームが作れます。
確かに背景を描いたりするのには時間がかかるし失敗したりもしますが、サンプルをそのまま使ってもいいし、慣れれば結構それなりのものが描けます。
敵キャラとして「逃げ惑う人」や「雲」を描いて配置して、効果として使ってみたり、グラフィックなしの敵をつくってアイテムを出すように設定すれば、「何も無いところを撃って隠しアイテム」なんてことも出来ます。
ただしその際、アタリ判定が無い様設定しないと何も無い所で時機がやられたりしますがね(笑)
そしてこのゲーム、音楽がすごく作りやすいです。
音楽に関する知識が無くても、アイコン表示で全てが分かりやすく、どの音をどこに配置するかを決めて、あとは「リズム君」「ニッコリ君」というのを操作して曲調を自由に変化させる、と、これだけでかなり本格的な音楽が作れます。
音符16個置ける小節が16個で一曲っていうのはかなり短いと思いますが、作るのはシューティングですからこんなもんです。
もちろん、サンプルも用意されています。
ゲームの仕様は縦シューティングで、敵が出すアイテムは順番が決まっており、変えられません。
(スピード→ボム→武器レベルアップアイテム…みたいな感じで)
どの敵がアイテムを出すかを決めるのです。
武器の種類はバルカン、レーザー、ミサイルの三種類、レベルは0~3の4段階です。
1回当たるとやられますが、シールドアイテムで1回防げます。
…と、こんな感じです。
結構好きな事が出来る上、バックアップが強くデータ破損に強いゲームです。
完全オリジナルのシューティングゲームを目指してみたり、どうですか?
因みに64版で、「デザエモン3D」てのが出てます。
それでは!
これ、メッチャやりましたよ!
この手のゲームにしては、作りやすい仕様だと思います。
もし、オリジナルゲームの作成に断念してもサンプルゲームを改造して遊べたりするので損は無いと思います。
笑えるモノ.硬派なモノ.激ムズなモノ.ヌルすぎるモノ…挑戦すれば何でも可能です。
敵の耐久.行動パターン.攻撃パターン.スコアはもちろん、自機がやられた時に その場での復活が出来るかどうかまでも設定可能なのは嬉しかったですね。
エディットに関しては自動的にセーブされてしまうので デタラメにイジると、やり直しが大変な事になるので注意が必要でした。
サンプルゲームだけでもスーファミの縦シューティングの中では面白い部類なんだよなー。
尚、一人プレイ専用です。