アドベンチャー 1998年4月1日発売(ニンテンドーパワー専用) 任天堂
家出した「ぼく」は、警察に身柄を拘束されそうになった時、ある有名な私立探偵に助けられ、その助手となる。
そしてある日、高校の女子生徒が、絞殺死体となって発見された。
先生の手伝いとして捜査を始めた「ぼく」は、事件が起きた高校に、昔起きた、ある事件のことをしることとなる―――
推理もののアドベンチャーゲーム。犯人を推理で追い詰める、というタイプでは無いが、なかなか面白い。普段できる行動が、状況によっては選択しても違う結果を生み出すこともあり、また話している相手の表情が、SFCにしては非常によく表現されている。中でも顔が微妙に歪んだりするシーンは、アニメ画ながら中々リアルだ。その人間っぽい表情の変化が一番の見所だったり。再開時のあらすじを、見るか飛ばすか選択できるのも良い。
ちなみにクリア時に、プレイした内容に準じてヒロインとの相性度を測ってくれ、性格判断ゲームもかねている。まあ、完全なオマケだけど。