対戦格闘アクション 1992年11月27日発売 KANEKO
悪いけど、「これはナシだ」という感じです。
操作性、ゲームデザイン、キャラクター数、全ての面においてストリートファイターにまったく及びません。当時はこうした対戦型ゲームが盛り上がっていたので、それに便乗して惰性だけで作ってしまった──という印象を受けます。
スーパーファミコンのオリジナル格闘ゲームの中ではかなり熱中しましたね!
大きめなキャラクターグラフィックを自在に動かせる感激は今もハッキリと覚えています!
アクション性も迫力そのもので、ゲームとは思えない緊張感がありました。
キャラクター自体もカッコよく、特に舞王がお気に入りでしたね!
背景グラフィックも作り込まれていますし、美しいです。
音楽も名曲が多く、バトルを盛り上げてくれました。
私の家ではパワアスの名称でして、よく家族とパワアス大会をしたものです。
オリジナル格闘ゲームは、ゲームセンターの移植物と異なり、最初からハンデがあって不利なところもあったでしょうが、この作品はそれらを払拭するアイデアが詰め込まれてましたね!
育成要素のシステムは画期的なものでして、ただ単にクリアすれば終わりと言うワケではなく、ジックリとやり込めます。
スーパーファミコン版のみならず、メガドライブ版もある事から、この作品には需要性を感じさせられたものです。
個人的にはこのスーパーファミコン版の完成度が好きでしたね。